ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(9/30/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「迷宮。俺やで。」

千世子「輪廻。千世子なのだ。」

ラム「廻廊。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「花びら大回て……」

ゆえ「なげおとし……。」
ガッ、ゴォン!
友利「ん゛ん゛っ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「半回転からの落下。」

千世子「頭からドーンのだ」

ラム「普通死ぬわよ。」

プロメ(仮)【垂直落下。では、今回は「カクタスキャット」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「カクタスキャットはアメリカで語られた怪異。アリゾナ州のプレスコットツーソンの間のサボテンの生えた地域らによく現れ「サボテンネコ」と訳せる名前の通りトゲのような体毛を生やしており、特に高等部の毛が長く、鋭いとされとる。」

ゆうな「うーん……可愛い!」

ゆえ「ねこはたしょうきょうあくでもかわいい……。」

福太郎「一理あるね。」

千世子「また尻尾はサワロサボテンのようにいくつか分岐しており、前足にはナイフのような鋭い骨が露出しているのだ。カクタスキャットはこの骨やトゲを使ってサボテンの根元を切り、樹液を出してそれを発酵させるのだ。そしてメスカル(テキーラの一種)のようになったその液体を好んで飲み、まるで酔っ払ったような様子を見せるというのだ。」

ゆうな「飲んべえキャット」

ゆえ「よいどれきゃっと……。」

千世子「行燈の油よりはマシ(?)なのだ。」

ラム「ウィリアム・トーマス・コックス著「木こりの森の恐ろしい動物たち、砂漠と山の獣たち」にあるわ。カクタスキャットが、月夜の下、サワロサボテンと思しき、サボテンの根元を切る姿や、酔っぱらってる姿が描かれているわ。」

ゆうな「捕まえたい」

ゆえ「さいしゅうてきにくうきだんはっしゃするかもしれないね……。」

ラム「猫草ではないから」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「ガズング、カム・アット・ア・ボディ」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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