ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(4/30/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日から暫くゲストはともき君と友利ちゃんで固定よ」

ともき「へ?」

友利「です?」

稲葉「ほら、昨日TRPGの話をしたでしょ~?せっかくだからやろうと思ってね。私がGM(ゲームマスター)。プレイヤーはともき君、優希君、友利ちゃん、紅菜ちゃん」

「「「「は…い?」」」」

稲葉「ところで、あなたたちの中でTRPGやったことあるひとは?」

「「「「……」」」」

稲葉「いないみたいね」

紅菜「そーゆー稲葉さんはやったことあるんですか?」

稲葉「私?私はやったことあるわよー。一人で」

「「「「……(汗)」」」」
稲葉「ちなみに自作のTRPGだから…世界観の説明から始めるわね」

『あなたたちは傭兵としてここ「第六研究機関」に集められました』

ともき「またざっくりまとしたプロローグだな」

『これより「第六研」直下の実働舞台として任務をこなしていってもらいます』

優希「はいはい…」

稲葉「コードネームは……そのままね。」

ともき「そこもざっくりかい!」

優希「そこもざっくりですか!」

稲葉「それじゃあ細かいルール説明を始めるわね。まずキャラクターの能力値を決めてもらいます」

紅菜「はい」

稲葉「決めるのは全部で4つ。それぞれダイス一個を一回ずつ振って、その目がなら「1」なら「2」なら「3」としてちょうだい」

禅「ちなみに…ダイス…一個を…振る…のを…「1D」…二個振る…のは…「2D」…です」

(力)パワー(攻撃力)
(体)スタミナ(HP)
(速)スピード(回避力)
(感)センス(特殊)

優希「ひさしぶりにサイコロさわるな…」

友利「げっ…しけてるです」

稲葉「振り終わったら次はボーナスとしてダイス1個を振って、その出目ぶんの数値を好きに振り分けてちょうだい」

ともき「振り分けるのはいいけど、数値がどう動くんだ?具体的にさ」

稲葉「それはのちのちね」

ともき「いや…それがわからないと、とんでもないことになりかねない気がすんだけど……」

優希「合計値少ないから1違うだけでだいぶ…」


稲葉「まぁいいじゃない。その時は事故っちゃえば。」

ともき「おいちょっとこのGM大丈夫か!?」

稲葉「大丈夫よぉ」

友利「けど、時間ですね」

ともき「パラメーターも決めきれずに!?」

優希「えぇ…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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