ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(4/29/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と友利ちゃんよ」

悠「どてらとジャージ姿はある種、最強の組み合わせだと思うおれだ。」

友利「黒髪の美女は嫉妬持ち。だが、それがいい……の友利です」

優希「二人は性癖を露見したくて来てるのか?」

悠「おれの性癖はまだまだこんなもんじゃないぜ」

友利「愛紗さん、詠美さんほら、完全じゃないですか」

悠「いや、嫉妬もちなら蓮華もだろ。むしろ、蓮華を外すのは俺が許さねぇぜ?」

優希「漢字表記になるほどの本気具合!?」

悠「おっと、溢れるカリスマが…」

稲葉「溢れてるのはカリスマじゃなく性欲ね」

紅菜「上手い」

優希「いやいや、なんにも上手くないから。」

友利「性欲なら友利を捌け口にしたらいいじゃないですか!」

悠「そういや、禅は好みのタイプとか話さないよな」

友利「あぁん…シカトがどんどんひどくなるですぅ」

優希「こっちもドンドン酷くなるな…」

禅「好きな…タイプ……処理速度の…速い方…ですね」

優希「処理速度?」

悠「パソコンのことだろ……いや、パソ子かな。チラッ」

優希「その横目で上手いこといえたかどうかの反応を見るの止めてください。」
禅「ま…俺の…話しは…いいじゃ…無いですか…」

稲葉「じゃあ、TRPGの話しでもしましょうか」

悠「テーブルトークアールピージー…前も少し話したよな。」

稲葉「えぇ、したわね。けど、どんなものかの話しはしてなかったでしょ?」

友利「あれですよね。キャラクターになりきって冒険なんかをする電源を使わないで遊べるロールプレイングゲーム」

稲葉「そうよ。必要な物は紙とえんぴつとサイコロ。あとは複数人の友達と豊富なコミュニケーション能力と豆腐以上の硬度のメンタルがあれば「誰でもすぐ」プレイができるんですってよかったわね。オンラインセッションとかもあるってさ、へーーっ…」

優希「稲葉さん?稲葉さん!稲葉さん!?」

悠「何に対して、いや、どれに対して切れてるんだ…」

稲葉「あら、私の口からいわせたいわけ?ドSなの?ん?」

悠「こえぇよ!!」

優希「ヒソヒソ(え、稲葉さんは何でキレかけなんだ?)」

紅菜「ヒソヒソ(解らないわ。)」

友利「ヒソヒソ(稲葉さんは友達が多い人じゃ無いですから…)」


優希「ヒソヒソ(そんなこと無いだろ?)」

友利「ヒソヒソ(そう思うんですが…)」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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