ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(5/13/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ミイラ。俺やで。」

千世子「仙人。千世子なのだ。」

ラム「水女。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「包帯だけで裸体を隠すという芸術は好きです。」

ゆえ「くびをしめてやろう……。」
ミヂヂッ!
友利「ぎゅぅぅっ!」

福太郎「絞めてからのミイラやね」

千世子「ミイラつくりに殺人を組み込んじゃダメなのだ」

ラム「根本的に間違ってるのよね」

プロメ(仮)【感想が大事。では、今回は「マナナンガル」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「マナナンガルはフィリピンのシキホル島に伝わる魔女。昼間は女の姿をしとるが、夜になると正体を現し、上半身を下半身から切り離して蝙蝠のような翼を生やし、飛び回っとると言う。人間の赤子の血を好み、長い舌でその血を吸ってしまうといわれとる。」

ゆうな「舌で血を吸うの皆好きだね。」

ゆえ「すとろーちかんちがいしてそう……。」

福太郎「怪物あるある」

千世子「この舌はどんなに狭い隙間にも差し込むことができ、時には妊婦を襲ってへそに舌を突き刺し、胎児の血を吸うとも伝わるのだ。また、昼間は人間の女性と変わらぬ姿であることを利用し、男性を誘惑してその内臓を食らうということもあるようなのだ。」

ゆうな「血を吸うだけでなく内臓もくらってくるとは……。」

ゆえ「ようまのぐるめ……。」

千世子「そこまでするなら丸ごと食べた方が楽そうなのだ。」

ラム「夜になると切り離した下半身を人目につかないところに隠し、狩りに出かけるマナナンガルだが、夜明けに上半身と下半身が分かれたままでいると、日光を浴びて滅びるとされるわ。また、現地に残る伝承では、夜のうちにマナナンガルの半身を見つけた際には、その切り口に灰と塩をこすりつける。するとそれぞれの半身が結合できなくなるため、退治することができるというわ。」

ゆうな「下半身見つけた時点で焼いてしまえばよくない?」

ゆえ「というかじょうはんしんをぶったおしてしまってもいいんでしょ……。」

ラム「倒す気まんまんなのよねぇ」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「魔の洞窟、真夜中の軍歌」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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