ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(4/14/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは鈴猫さんと炎銃さんと翡翠ちゃんよ」

鈴猫「桜の花が散りはじめて葉桜が増えたと思う私です。」

炎銃「花見で浮かれるガキどもで血染め桜をつくるのが最近の趣味の俺だ。」

翡翠「…さいきんのぶーむはおりがみのあたしです…」

優希「すいません。稲葉さん、この組み合わせは…?」

稲葉「気にしないで進めて、進めて」

鈴猫「祭、翡翠ちゃんの前だから血染めとかは…」

炎銃「こう両手でな引っ付かんで、頭と頭をぶつけるんだ。そしたら瞼(まぶた)が裂けたり、鼻が潰れたり、歯が折れたりすんだよ。」

翡翠「…ごうかい…」

鈴猫「なに教えてるの!?」

優希「なに教えてるんですか!?」

炎銃「このぐらいの頃から教えときゃ、いざというとき役に立つだろ」

鈴猫「いざというときがないよ!」

炎銃「あぁん?あるだろ、なぁ?」

翡翠「………ある…」

優希「あるの!?」

翡翠「…じょうだん…」

鈴猫「悠みたいな切り返しした!?」

炎銃「殴るか?」

鈴猫「ダメだよ!?」

炎銃「あのボケに似る前に矯正しとかねぇととりかえしのつかないことになっぞ。」

鈴猫「手を出さない!」

炎銃「半端な説教より、拳でまずは教えることだろ。なぁ、千歳」

優希「え…」

鈴猫「そうじゃないよね?」

優希「いや、その…」

紅菜「翡翠ちゃん、最近なにか楽しいことあったりした?」

翡翠「…かえりみちにこいのぼりがたくさんゆれててきれい…」

紅菜「そういえば鯉のぼりが出てるところ多いわね。けど、翡翠ちゃんは女の子だしひな祭りとかの方がいいんじゃない?」

翡翠「…ひなあられよりかしわもちがすき…」

紅菜「なるほどね。じゃあ菱餅は?」

翡翠「…ひしもち?…」

紅菜「三色でひし形をしたお餅見たことない?」

翡翠「……ある…」

紅菜「よかったわ。翡翠ちゃんは和菓子が好きなの?」

翡翠「…おやさいがすき…」

紅菜「予想を越える答えが帰ってきたわね。なに野菜?ナッパ?ブロリー?」

翡翠「…どらごんぼーる?…」

紅菜「正解。冗談はないないして、どんな野菜が好きなの?」

翡翠「…きゅうりととまととたらのめ…」

紅菜「最後のえらく渋いわね…。よかったらお姉さんが帰りになにか買ってあげようか?」

翡翠「…じゃあ…みっつ…」

紅菜「三つも食べるの?」

翡翠「…フルフル…なぎとうみのぶん…」

紅菜「……」

ナデナデ

翡翠「…にこ…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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