ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(4/10/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「ちぇき~。春一番に庭の花をすべてへし倒されたおれだ」

ともき「まだまだ服装がはっきりと安定しない俺です」

優希「暑いなと思ったら急に冷えたりしますからね」

悠「特に朝晩な。まだまだ炬燵が手離せないぜ」

ともき「まだ、起動してるのか」

悠「起動してるし、よく炬燵で寝てるし」

優希「風邪引きますよ」

悠「バカだから大丈夫なのだぁ」

ともき「けど、炬燵はいったら動きたくなくなるだろ」

悠「動きたくないというか、動かない。もう手の届くだけが行動圏内だな。」

ともき「見事にダメ人間育成ツールと化してるな」

悠「まぁ、基本的にダメ人間ですから。」

優希「なんか今日卑屈っすね…」

悠「ビックツー?」

ともき「卑屈だよ。無茶苦茶だな、をい。」

悠「あ…」

優希「どうかした?」

悠「いま、どうでもいいこと思ったんだけど…「羊」って字はなんか虫に見えないか?」

ともき「本当にどうでもいいな!?」

悠「だろ?」

優希「しかも、やりっぱなしかい…」

悠「落ちの付け方がわからなくて」

ともき「なら、いうなよ…」

悠「そんなボケを上手く操るのがともきの腕の見せどころだろ!」

ともき「無茶振り過ぎるから。」

悠「ですよねー。っか、ちょっと、その缶コーヒーくれないか?喉が乾いてきた。」

優希「あ、はい。ブラックですよね?」

悠「あぁ、飲んでみるか?敗者だけが飲める苦汁(ブラック)を……のブラックくれ。」

ともき「ブラックコーヒーにそんなキャッチフレーズ無いから」

悠「え、フライドチキンを食いながら……なぁに「鶏」の首を絞めるより簡単さ…とか思いながら食ったりしないか?」

ともき「どういう状況だよ」

悠「うーん、おれの日常な状況かな」

ともき「異常だな」

悠「いい錠?」

ともき「エスタックか。」
悠「微妙にわかりづらいよな」

ともき「微妙じゃなくかなりだよ!」

優希「よく突っ込めましたね。」

ともき「条件反射だよ」

悠「ボケたらツッコミの条件反射が出来てるって一流の芸人みたいだな」

ともき「誰のせいだ、誰の!」

悠「……」

ともき「……お前だぞ?」

悠「えっ…!?」

ともき「だから…その初めて知ったみたいな新鮮な驚きのリアクションやめろ!」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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