ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(4/9/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは古武術幼女の秋宵月真桜ちゃんと、拳闘士(ボクサー)少女のデイジー・クロケティアちゃんよ。」

真桜「ダウン系幼女の真桜なの」

デイジー「天真爛漫系美少女のワタクシデスワ!」

紅菜「…すごい温度差。」

優希「動と静、陽と影、熱と冷ってくらい差があるな」

真桜「ただやかましいだけなの」

デイジー「ほーっほっほっ。これはおかしな事をおっしゃいマスワね」

真桜「…なにがなの」

デイジー「ラジオで喋らないというのがあり得ないことデシテよ?」

真桜「それにしても、お前はラッパみたいなやつの。人間騒音なの」

デイジー「そんなにうるさいわけありマせんわ!」

優希「……」
紅菜「……」

真桜「そんなわけ、ありありなの。拳闘(ボクシング)みたいに殴りあいばっかりしてるやつは、野蛮で困るなの」

デイジー「カチン!」

真桜「だいたい、自分で美少女とかいってるのもどーかと思うなのー。」

デイジー「カチン!カチン!と、トカサかに来マシたわ…」

優希「ちょ、落ち着いて」

デイジー「ワタクシを野蛮と申しマスが……古武術こそどーデスの!」

真桜「なにがなの」

デイジー「古くさくてリアルファイトでは使えない、型稽古の物デスの」

真桜「……」

優希「(うわ…真桜ちゃん、黙っちゃった)」

デイジー「な、なんデスの?」

真桜「……お前とはもう口を聞かないなの。着信も拒否するなの」

デイジー「なっ……べ、別に気にしマせんわよ!」

真桜「……」

デイジー「……」

真桜「……」

デイジー「ご、ごめんなさぃ…デスワ…」

真桜「土下座しろなの」

ダダッ!バッ!

「「「!?」」」

朝露「どうか、どうか、私が土下座いたしますので、ひらに、ひらに…」

真桜「メイド…居たのかなの」

朝露「どうか、お嬢様に土下座なんてことは…ひらに、ひらに…」

優希「わぁ……幼女に土下座するメイドって、すごい絵面だ」

真桜「……もういいなの。そもそも朝露に土下座されるいわれがないなの」

デイジー「で、では…」

真桜「着信拒否は実行するなの」

デイジー「ガーン…」

朝露「お嬢様!お気を確かに!」

優希「…終わりますか」

紅菜「それがいいわね。取り込んでるみたいだし」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
43/100ページ
スキ