ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(4/6/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ。」

悠「仕事も恋も一生懸命なおれです」

ミハイル「金儲けに一生懸命な僕だ。」

優希「なんて前向きな口上と私欲の固まりな口上…」

悠「あ、見てみて」

優希「どうしました?」

悠「慣れないこといったらミスチー肌がたった。あ、鳥肌がたったよ。」

優希「前向きな発言ダメなんですね…」

悠「いや、前向きに皮肉を込めたりするなら大丈夫。」

ミハイル「歪んでるな」

悠「皮肉の通用しない潰れた肉まんに歪んでるとかいわれたくない」

ミハイル「ところで優希、子馬は元気か」

優希「子馬なんか飼ってないですけど」

ミハイル「そんなこと知っとるわい」

優希「……」

紅菜「話しは全然変わるんですけど、萌原さんは?」

ミハイル「あぁ、焼き肉のタレか。今は入院中じゃないか」

悠「なにがあったんだ。」

ミハイル「春休みに入って僕の国に連れてきてやったんだ。」

悠「それで体調を崩したのか」

ミハイル「ちがわい。しばらく滞在(日給50円でこき使っていた)のだが、できるだけ早く日本に帰りたいといったので、ミラージュ戦闘爆撃機で送ってやったんだ」

優希「み、ミラージュ戦闘爆撃機?」

紅菜「たしかに…早いわね」

悠「ミラージュの最高速度マッハ3・4だったな」

優希「それ身体は持つんですか?」

悠「最高速度だとベテランのパイロットでも鼻血を出して気絶することがあるというな…。」

ミハイル「運がよければ生きて日本につけるだろう。できるだけ早く国へ帰りたいというから、わが国で一番早い飛行機を用意してやったんだ。いやぁーひとの望みをかなえてやるというのは本当に気分のいいものだった。」

悠「おまえ、バカだろ。」

ミハイル「ははは。」


優希「それで結局、萌原さんは…?」

禅「今……連絡を…とった…ところ…案…の…定……入院…して…いました」

ミハイル「だらしないやつだな。」

優希「まるで反省していない…っというか、罪悪感ゼロですか…」

悠「任せろ。ミハイル」

ミハイル「なんだ?」

悠「萌原チコの入院費はお前が全部支払ってやれよ。」

ミハイル「うわあぁ!僕はなんてことをしてしまったんだああぁ!!」

優希「お金が絡むとこれですか…」

悠「ミハイルにダメージ与えるにはとりあえず1シリングでも払わせる事だ。」
優希「なるほど…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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