ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(3/26/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ。」

悠「わしは強い奴が好きや。強い奴の言うことしかきかん。せやから桐生ちゃん、手加減は無しやで……の真島の兄さんが大好きなおれだ」

ともき「前口上が長すぎるんじゃ無いかと思う俺だ。」

悠「真島兄さんに似てた?」

紅菜「人種が違いすぎて似せるのは無理じゃないですか?」

悠「やっぱそうかぁ…蛇革の上着を素肌に着ないとダメか。」

優希「その部分だけ見た目を再現しても…」

悠「再現といえば…」

ともき「今までのが枕かよ」

悠「こまけぇこたぁ気にするな。再現といえばやっぱり中村屋かな」

優希「中村屋?」

悠「レトルトカレーだよ。中村屋のレトルトカレーってあるだろ。」

ともき「あぁ、コンビニとかスーパーでよく売ってるな。」

紅菜「あのちょっと高いやつね。」

悠「っか、かつては高級レトルトの先駆けだったのに今になっては微妙な値段のヤツな。……これはおれの判断基準なんだけど現時点でレトルト界には三つの階層(クラス)がある。」

優希「三つの階層…」

悠「まずボトムが「ククレカレー」や箱無し系の百円台で手に入る頼もしい連中。トップは三百円台中盤以上のあからさまな高級系。五百円オーバーの「資生堂パーラー」とかスープカレー系とか…っで、最後に残されたのが二百円台中盤周辺のやつら。」

ともき「たしかに…」

悠「レトルトカレーを買うときこの三クラスがおれの中で静かなバトルをおっぱじめるんだが…。最近はいい歳だから二百円台に落ち着くことが多くなってきたな。」

ともき「いい歳だからこそその上も狙えよ…」

悠「そんなおれがこのクラスでよくお世話になるのが中村屋だ。定価は税抜き三百円だけどスーパーだと二百円台で並んでることが多い……のはいいとして、お気に入りは定番のインドカリースパイシーチキン」

優希「はいはい、たしかビーフもありますよね。」

悠「うむ、ビーフのほうが濃厚なんだけど、おれはちょっとシャバシャバしてるチキンのほうがいいんだ。」

優希「意外だ。悠さんはドッロドロのグッチョグチョのが好きそうなのに」

悠「納豆はそんな感じのが好きだ。……っは、置いといてなんでおれはチキンにいくのか?気がつけばあれを食べてるときにおれはいつも心の中でこんなフレーズをツィートしてるんだな」

ともき「Twitterしてないくせに」

悠「お前さん…再現性たかいねぇ…って」

優希「再現性…?」

ともき「ここに繋がるのか…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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