ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(10/2/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「怪魚。俺やで。」

千世子「怪鳥。千世子なのだ。」

ラム「怪人。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「怪人……これはもうエロいことが起こらないわけがないですね。」

ゆえ「ぼでぃぶろー……!」
ズドォンッ!
友利「ぎゃっぶぁ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「怪人いうたら百面相かな」

千世子「ライダーの敵なのだ。」

ラム「さすがに百面相は古くない?」

プロメ(仮)【オペラ座の怪人。では、今回は「終わらない廊下、カイ・ウカイ」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「台湾に伝わる怪異で、台南市にある南台科技大学には、こんな話が伝わっとる。この大学のある棟を真夜中に訪れると、廊下が永遠に終わらなくなることがあり、どれだけ歩いても外に出られなくなる。時には目の前に見えない壁が現れ、先に進めなくなることもあるそうや。」

ゆうな「無限ループって怖くね?」

ゆえ「たぶんどっかですいっとかおせばかいじょされる……。」

福太郎「あるあるの仕掛けやね。」

千世子「伊藤龍平、謝佳静著「現代台湾鬼譚」にあるのだ。見えない壁が出現するという怪異は、日本でもぬりかべなど怪異譚として語られているのだ。」

ゆうな「ぬりかべならいいよね。聖なるバリアミラーフォースなら吹き飛んでた」

ゆえ「うぇぶふぉーすならかえれたかもしれない……。」

千世子「罠は怖いのだ。」

ラム「カイ・ウカイは香港に現れたという怪物で、大学生グループが浜辺にいた時、海面に巨大な生物が浮かび上がってくるのを目撃したわ。それは大きな頭をしており、赤ん坊のような声を上げたというわ。」

ゆうな「大きい赤ちゃんだったのでは?」

ゆえ「それはそれでふつうにこわいていき……。」

ラム「確かに」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「頭のない子供、顔の見えない白い服を着た女」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
71/100ページ
スキ