ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(3/24/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはミハイル殿下と鈴猫さんよ。」

ミハイル「他人が不幸になればなるほど笑いが止まらない僕だ。」

鈴猫「えと…あの誰?」


ミハイル「誰だというお前こそ誰だ?」

優希「えーと……何て言うか…いや、なにからツッコンでいきましょうか…。」

稲葉「なにが?」

優希「なにがって……どう考えてもミハイル殿下と鈴猫さんの組み合わせ以外のなにがあるんですか!」

ミハイル「僕は頼まれていたものを持ってきただけだ。」

鈴猫「私の質問は完全にスルーなのね…」

優希「ああいう人なんです」

紅菜「それで頼まれた物って?」

ミハイル「カメラだ」

優希「カメラ?」

ミハイル「うむ。撮ったものを透視するカメラだ」

優希「すげ…って、何にも写らないって落ちじゃ…」

ミハイル「そんな事はない。というか試しだ。」

カシャ

鈴猫「わっ…」

ミハイル「ポラロイドと同じですぐに写真が出てくる。っで、しばらくしたら写る」

鈴猫「あ、本当…でてきっ!?」

優希「!?」
紅菜「!?」

稲葉「あら、見事に真っ裸ね。上半身だけじゃなく下半身も入ってれば良かったのに。」

優希「えっ…なっ…」

稲葉「ご感想は?」

優希「えと…張りのあるおっ…」

紅菜「……」
サクッ

優希「痛!!?目っ…突!?」

鈴猫「なっ…なっ…」

紅菜「……どういう事です?」

ミハイル「うむ。実は元々は軍から要請があって作ったトライスコープの失敗作だ。本当は建物でも分厚い防壁でもレンズの倍率を調整したら中を透視できるように作ったはずだったんだが……なぜか服しか透けないんだ。」

紅菜「貴方の発明って失敗しかないの?」

ミハイル「やはり牛乳瓶の底と魚の脂を材料にしたのが失敗だったのかなぁ」

優希「ざ、材料が…おかしぃ…」

稲葉「目大丈夫?」

優希「な、なんとか」

鈴猫「あの…私の(裸の)写真…」

稲葉「いいわねぇ。ハリのあるぷるんぷるんのおっぱい。しなやかでもっちりした二の腕、引き締まった腰。」

紅菜「プロポーション反則ですね。」

稲葉「おっぱいなんか重力にさからってるうえに、乳首がぷっくりツンとしててしたちちがデレッと膨らんでる。ツンデレ乳ね。」

紅菜「そういうツンデレはじめて聞きました。」

鈴猫「やめて!!あと、写真返して!」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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