ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(7/30/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ショゴス。俺やで。」

千世子「不定の狂気。千世子なのだ。」

ラム「凶獣。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「ぬるぬるネチョネチョ捕食プレイですっ!!。」

ゆえ「うるさいですっ……!」
ベチャッ!
友利「ぶぁぶっ」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「捕食された後にすぐに消化されるんやったらええけど、じわじを溶かされるんは勘弁やな」

千世子「消化地獄なのだ。」

ラム「さらっと悍ましいこというわね。」

プロメ(仮)【ウツボカズラ。では、今回は「愛媛の怪異仏崎の女、鬼太郎でおなじみ福岡のぬりかべ」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「福岡県ではぬりかべが出現したという話が語られとる。このぬりかべは墓場の側にたっとたという。」

ゆうな「墓場でそそり立つ壁」

ゆえ「ぶちこわしていいけいかな……?」

福太郎「ぬりかべを物理破壊はご遠慮ください」

千世子「ぬりかべは水木しげるの漫画「ゲゲゲの鬼太郎」及びそのアニメで描かれた、石の壁に手足が生えたような姿が有名だけど、元来は大分県や福岡県など九州地方で語られる怪現象だったのだ。具体的には道を歩いていると突然前に進めなくなることを言い、鬼太郎のキャラクターのように姿形のあるものではなかったのだ。」

ゆうな「三つ目のぶちゃいくな犬みたいなぬりかべの絵もあるよね。」

ゆえ「あれはあれでかわいい……。」

千世子「ぼってりしてそうなのだ。」

ラム「しかし先に紹介したぬりかべは墓場の側に立っていた、と語られているため、明らかに存在として認識されているわ。これは現代の創作により作られたキャラクター像が、古くからある怪異に影響を与える例ね。」

ゆうな「昔からの教えとかバカにできないね。」

ゆえ「まぁ、あきらかにおかしいものはとっととなくしていくべきだけどね……。」

ラム「ものによるから。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「奄美群島のケンムン、沖縄のキジムナー」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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