ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(7/22/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「テクテク。俺やで。」

千世子「布団の怪。千世子なのだ。」

ラム「片足ピンザ。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「クチュクチュとかぬちょぬちょはいらっしゃいませんかです?」

ゆえ「ぼこぼにしてやろう……!」
ボコッボコッ!
友利「おおほぉっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「擬音系怪異よりもシンプルにボコボコにするって怖いな。」

千世子「力技が最強なのだ。」

ラム「武力だけで制圧しようとするのやめなさいって。」

プロメ(仮)【やはり暴力(以下略)。では、今回は「広島のマツタケバーチャン、島根のコトリバコ」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「島根県は、インターネット上で語られたコトリバコいう怪異単の舞台や。コトリバコは木が複雑に組み合わさった、簡単には開かない構造をした箱で、女性や幼い子供が近づくと、内臓が次第にちぎれ始めるという恐ろしい死に方をするとされとる。」

ゆうな「内臓がちぎれるってソーセージかな?」

ゆえ「ちょうづめ、ちょうづめ……。」

福太郎「いうとることがめっちゃホラー」

千世子「その製法は箱の中に間引きした子供の指や血を満たす、というもので、島根県のとある地域に伝わっていたというのだ。」

ゆうな「さすが島根。」

ゆえ「しまねはまきょうやで……。」

千世子「島根県民が怒りそうなのだ。」

ラム「きっかけは、戦から逃れてきたある男が、その地域の人々に命を助けてもらうためにコトリバコの製法を教えたのだとされるわ。この地域の人々はひどい迫害を受けていたため、いくちもコトリバコを作ったが、事故でその地域の子供や女性が何人もこの怪異の犠牲になったことから、コトリバコを処理することに決めた。しかし、いまだ処理しきれずにいる箱がいくつかあり、それが現在でも怪異を起こすことがあるのだという。」

ゆうな「火口にでも投げ込もう」

ゆえ「ちきゅうのぱわーでやきつくせ……!!」

ラム「それはまぁ最強だと思うわね。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「愛媛の怪異仏崎の女、鬼太郎でおなじみ福岡のぬりかべ」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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