ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(6/27/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと神姫さんよ。」

マリア「バックパッカー。私です。」

悠(女)「風来人。あーしだ。」

神姫「流れ者。私よ。」

友利「女性の一人旅っていろんな意味でぞくぞくドキドキですよね。いろんな意味で。」

ゆえ「いろんないみをもつな……!」
ゴンっ!
友利「にゃきん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

神姫「まぁ、普通に考えて女性の一人旅は危ないけどね。」

悠(女)「女のヒッチハイカーとかマジでようやるわって思うもんな。」

マリア「そうですか?私は普通に一人で野宿とかしてましたけど。」

悠(女)「お前は別に問題ないからいい。」

マリア「それはそれで何か引っかかりますね。」

神姫「具体的にどういう感じで野宿するのかしら?」

マリア「高い木があればそのうえでとかですかね。」

ゆうな「かっこいい」

ゆえ「じつにさばいばー……。」

マリア「あと新聞は保温性抜群ですよ。」

悠(女)「それは基本だな」

神姫「いったい何の基本よ」

悠(女)「震災で遭難したときとか?」

ゆうな「デモンでそこら辺のもの吸収して小屋建てるのは?」

ゆえ「がれきをふきとばしてみちをつくる……。」

悠(女)「我が娘たちは頼もしいな」

マリア「デモンは若干チートな気がしますけどね。」

神姫「一番いいのは震災とかが起こらないことだけど、そうやっていざとなった時の知識があるのはいいことよね。」

ゆうな「ただ、ごはんとか困るよね。」

ゆえ「それはしんでしまう……。わたしが……!!」
ガクガクブルブル

悠(女)「死活問題」

神姫「食べ物も大事だけどそれよりも飲み水よね。食べなくてもしばらくは平気だけど水分はとらないと死に直結するから」

マリア「水は大事。はい、本日の心理学の名前は……ロストゲイン効果。」

ゆうな「師匠から弟子に技の伝授」

ゆえ「それはえくすとらげいんや……。」

マリア「希少価値効果(希少性の原理)をさらに高めたような心理効果であり、「ラスト1つ」といった形で、限定的でその後機会が消失してしまうことをイメージすることによってもたらされる欲の刺激のことです。」

悠(女)「期間限定や数量限定といった希少価値によって購買意欲などが促されるという現象をさらに強化し、あと一つで入手チャンスなどが失くなってしまうことを危惧する形でもたらされるのがロストゲイン効果だ。」

神姫「商売においては実際に在庫があっても、残りわずかであることを演出し購買意欲を高めるといった意図で多用されるわね。また、胡散臭いネット広告などでも同様に「あと一つです。この機会をお見逃しなく」という演出がなされていたりするわ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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