ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(5/15/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「八甲田山の亡霊。俺やで。」

千世子「首いるか。千世子なのだ。」

ラム「雪虫の祟り。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「首も欲しいですけどおっぱいもいただけないですか?」

ゆえ「やかましい……!」
ゴスッ!
友利「ぱちゅぅっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「単品でもらっても困らんかな」

千世子「確かにおっぱいだけがポンッと置いてあるとなかなかコワイのだ。」

ラム「猟奇的すぎる。」

プロメ(仮)【ディアゴスティーニ。では、今回は「都道府県別怪異」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「下半身の欠損といえば、冬の踏切事故伝説も有名や。これはある女子高生が北海道の冬の踏み切りで事故に遭い、身体を真っ二つに轢断されてしまうところから始まる怪談や。事故に気付いた電車の車掌が様子を見に行くと、少女はまだ息があったようやった。北海道の冬の寒さが傷口の血管を収縮させ、即死を防いでいたのだ。」

ゆうな「痛そう」

ゆえ「あろんあるふぁつかわなきゃ……。」

福太郎「接着剤ではきついかなぁ」

千世子「しかしもはや少女の命は既に風前の灯火だったのだ。車掌は可愛そうに思いながらもどうすることもできず、本部に連絡を取るためにその場から離れたのだ。」

ゆうな「適切な対応」

ゆえ「しゃーないわな……。」

千世子「手の施しようがないのだ」

ラム「すると、後ろから何かが這いずるような音がする。振り返ると、下半身を失った少女が腕の力で這ってきていたわ。とたんに恐ろしくなった車掌は電柱によじ登るが、少女は瀕死とは思えない力で同じように電柱をよじ登ってきたわ。それからしばらくして、電柱の半ばにしがみついたまま死んでいる車掌と、その背中にしがみついている少女の死体が見つかったという。」

ゆうな「その根性があれば多分アロンアルファでくっ付ければ治ってたまである。」

ゆえ「きあいだ、きあいだっ……!!」

ラム「いや、無理だから。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「都道府県別怪異」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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