ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(5/11/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「座敷童。俺やで。」

千世子「学校わらし。千世子なのだ。」

ラム「ケサランパサラン。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「童女という古風なエロスを感じずにはいられない言葉好きです。」

ゆえ「たたきつけ……!」
パァン!
友利「ばーっ!!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「屋敷わらしもデスフェニに効くカードやね。」

千世子「墓地より蘇らせないのだ。」

ラム「そう(無関心)。」

プロメ(仮)【デスフェニ環境。では、今回は「都道府県別怪異」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「北海道は元々、他の地域に比べれば妖怪譚の少ない土地や。先住民族であるアイヌ民族の残した伝説や伝承は、本州ほどに記録が残されていないため、その多くが失われてしまっとる。現在住んどる日本人も明治の開拓期以降に移り住んできた者たちでたちであるため、そもそも他の都道府県に比べると歴史の積み重ねが少ない。」

ゆうな「チタタプチタタプ。」

ゆえ「のうみそがいちばんおいしい……。」

福太郎「ドスケベマタギ」

千世子「しかし、現代の怪異に限定すれば、その歴史は他の地域と比べてもあまり差異はないのだ。もちろん戦前から長い歴史をもって語られてきた者もいるが、現代怪異の多くは、戦後日本を舞台にして語られるようになったものたちだからなのだ。」

ゆうな「戦後日本を舞台とした浪漫譚」

ゆえ「わくわくっすぞ……!」

千世子「内容が変わってきてるのだ。」

ラム「北海道出身で、全国で有名になった怪異といえばカシマさんがあげられるわ。現在残るカシマさんの最古の記録は化神魔サマという名前で、札幌市の中学生の間で噂されていたものね。これは「下半身のない妖怪」と形容される存在で、夜中に現れて三つ質問をする。この質問に答えられないと呪い殺されるうえ、話を聞いた者の元に三日以内に現れる性質を持っているわ。これを回避するためには、五人に同じ話を伝えなければならないという。」

ゆうな「でたー、理不尽系チェーンアタッカー」

ゆえ「そんなもんわたしのぱーでくでむこううにするし……。さらにそのときいーばもすてるし……。」

ラム「よく分からないけどより害悪な手段で対抗しようとしない」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「都道府県別怪異」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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