ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(5/10/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと鈴猫さんよ。」

マリア「悪。私です。」

悠(女)「ダーク。あーしだ。」

鈴猫「ちょい悪。私です。」

友利「悪い鈴猫さんを見て見たいですね。やられたいですね!!」

ゆえ「だーくねすふぃんがー……!」
ぐわしゃぁっ!
友利「がばぁっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

マリア「じっさい悪い鈴猫さんとか新しい扉が開きそうですね。」

鈴猫「開かなくていいから」

悠(女)「鈴猫らしい悪となると……美人局」

鈴猫「しないよ!!」

マリア「鈴猫さんなら美人局にはなりませんよ。だって、騙されようが騙されてなかろうが欲しいっていわれたらいくらでも差し出しますからね。」

悠(女)「なるほど」

ゆうな「貢物」

ゆえ「おふせ……。」

鈴猫「コラコラコラコラ。」

ゆうな「ところでなんで美人局(つつもたせ)っていうの?」

マリア「「つつもたせ」は元々「筒持たせ」と書き、「詐欺」や「いんちき」の意味で用いられた言葉ですね。」

プロメ(仮)【本来、仕掛けが施してあるサイコロを使った「いかさまとばく」を意味していた。筒はサイコロ博打で使う筒のことで、「細工した筒を使う」という意味からと考えられます。】

悠(女)「まぁ、下心のある男が女に騙されるのは昔からの習わしだ」

鈴猫「習わしは違うんじゃないかな…。」

マリア「何にしても鈴猫さんが悪になっても美人局は無いですね。」

ゆうな「鈴猫さんの罪は美しさでじゃない?」

ゆえ「せやな……。」

鈴猫「いや、凄く恥ずかしいんだけど」

悠(女)「美しさは罪~ほほ笑みさえ罪~」

マリア「黒いバラの花トゲがあるように優しく包みこんでゆく。はい、本日の心理学の名前は……マッハの帯。」

ゆうな「音速の壁を超える」

ゆえ「それはまっはづきや……。」

マリア「錯視のひとつであり、明るさの対比現象の一種で、高い輝度の領域からある勾配で低い輝度に変化したり、逆に低い輝度からある勾配で輝度の高い領域に変化したりすると、勾配の変化点で明るい帯や暗い帯が見える現象のことです。」

悠(女)「たこのマッハの帯は、暗い領域の境界付近ではより暗く強調され、明るい方の領域の境界付近はより明るく強調されて見える錯視。」

鈴猫「へー、錯視なんだ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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