ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(3/9/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「ちぇき。引くような話ほど、笑える人が大好きなおれだ。」

ともき「ときどきふぉろーができないから困る俺です。」

優希「せめてすべらない話しぐらいにできませんか?」

悠「いやもっとこう大胆に変態的な話題で笑いが巻き起こるのが大好きなんだよ。」

ともき「悠の場合は度が過ぎてるからダメなんだよ。あと、稲葉も」

稲葉「あら、私も?」

優希「関係ないですって顔が出来るのがパねぇです」

稲葉「いいじゃないの。ちょっとくらい変態入ってる方が。」

優希「なにがいいのか意味がわかりません。」

悠「変態はどういう理由か正体を知らなくても…知らず知らずのうちに引き合うんだ。」

ともき「スタンド使いはスタンド使いと引き合うみたいに言うな。」

悠「ともきもおれ色に染まってきたな。」

ともき「うるせぇよ。」

稲葉「変態の話しに戻るけど、今日はお葉書がきてるの。」

ともき「変態な話しに戻ってお葉書って…」

稲葉「紹介するわね『彼氏にVIOラインを全部剃れといわれます』らしいわ。」

優希「VIO?」

悠「Vは立てってる状態で見える毛、Iは足を開いた状態、Oはお尻、つまりは穴のまわりだな。」

ともき「どこで覚えてくるんだそんなの」

悠「ありとあらゆるところから。っか、この場合の「剃れ」か「剃りたい」のかで意味が違ってくるな。」

優希「はい?」

悠「つまりな、剃りたいなら剃毛プレイがしたいんだろ。」

ともき「……そんなことして何が楽しいんだ?」

悠「肉体的な成人の証でもある陰毛を剃ることによる屈辱感、秘密の共有とマーキング的意味合い。大事な所に刃物を当てられる恐怖と性的快感…あとはなんだったかな……あー、無毛状態を他人に見られかれないリスキーなシチュエーションの設計と実践…要するにSMだな。」

ともき「詳しいなやったことあるとか?」

悠「ないない、だって彼女もいないのに。」

優希「逆に…特定の相手じゃないほうがやりやすいとか…?」

悠「いやー、SMってのはヘルスよりメンタルの結び付きがひとつ上のプレステージを生むんだよ」

ともき「……」
優希「……」
紅菜「……」

悠「これだよ。この視線が引かれてる視線だ。」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
12/100ページ
スキ