ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡5
ー稲葉の部屋(隣)(3/6/夕)ー
稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
優希「千歳優希&…」
紅菜「紅菜の…」
稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」
稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲスト摩耶君よ。」
摩耶「ども~」
優希「今日は摩耶さん一人ですか。」
摩耶「うん。悠くん今日はもう飲みモードになってるんじゃないかな。」
稲葉「じゃあ今日はカニバリズムの話しにしましょうか。」
優希「どういう流れですか!?っか、人肉食いの話また持ってきますか…」
稲葉「いえ、自発的被食ってどんな精神に陥るのか気になってね。」
優希「パードゥン?」
稲葉「つまり、眼前で自分の肉体が食されるときの感情はどの様になるかってこと」
優希「最悪な気分でしょ…」
稲葉「マゾなら喜ぶかも知れないじゃない。」
優希「それマゾでもかなり領域を飛び抜けた人だよ。」
摩耶「けど、やるならやっぱり直接食べるより断絶された部位のほうがいいとおもうよ。」
優希「は、はい?」
摩耶「自分自身として意識可能な物理的占有空間は頭のてっぺんから爪先まで連続した肉体でしかなないはずだけど、そこから感覚神経が断絶されて分離した一部がもはや自分でなくなるのか…飛び地のように感じる感覚があるのか……」
稲葉「そうね。気持ち的にはまだ自分の身体の一部と信じたいモノが目の前で調理されて咀嚼されてくの」
優希「しばらく肉が食べられなくなりそうで怖いんですけど…」
紅菜「じゃあ髪の毛は?」
摩耶「毛髪は死んだ細胞だから、感覚神経がないし被虐意識をそそらないんじゃない?」
優希「っか、髪の毛なんか食べれませんよ!」
稲葉「お隣の国では人毛を材料に醤油をつくってたみたいよ。一応アミノ酸原料だし。」
優希「気分が…」
摩耶「大丈夫?」
優希「摩耶さんは平気なんですか?」
摩耶「僕、グロいのとか大丈夫な人だからね。」
稲葉「ちなみに、仮にやるとしたらこの実験に協力できる?」
紅菜「それはバレても捕まらないと仮定してですか?」
稲葉「愚問ね。社会的地位を失うリスクや罪の意識、背徳感、これらは各々の裁量があって然るべきよ。菜にもなければただの狂人。徒に咎人の謗りを受けるのも愚か者の所業……何事も大事なのは知恵と想像力よ。」
優希「俺は無理です」
紅菜「私もパスです」
摩耶「僕はいけるよ」
優希「本気ですか!?」
摩耶「悠くんとか脂のノリ加減が美味しそうだし。」
優希「ゾッ…」
摩耶「あはは。冗談だよ。」
稲葉「私ね。これでも食べ物を粗末にしない方なの。特に動物の肉はなるべく残さずたべてるのよ。だって、賞味期限切れで生ゴミいきの肉なんて悲し過ぎるじゃない。人間に食べられるためだけに生まれてきたのに自分の肉がそんな末路を辿ったら浮かばれないでしょ?」
優希「確かに…」
稲葉「だからね、仮に悠の目の前で悠の肉を食べるなら、床に吐き捨ててやろうと思うわ。」
優希「非道すぎる!?」
摩耶「いつのまにか悠くんを食べる話しになってるね。」
稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
優希「千歳優希&…」
紅菜「紅菜の…」
稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」
稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲスト摩耶君よ。」
摩耶「ども~」
優希「今日は摩耶さん一人ですか。」
摩耶「うん。悠くん今日はもう飲みモードになってるんじゃないかな。」
稲葉「じゃあ今日はカニバリズムの話しにしましょうか。」
優希「どういう流れですか!?っか、人肉食いの話また持ってきますか…」
稲葉「いえ、自発的被食ってどんな精神に陥るのか気になってね。」
優希「パードゥン?」
稲葉「つまり、眼前で自分の肉体が食されるときの感情はどの様になるかってこと」
優希「最悪な気分でしょ…」
稲葉「マゾなら喜ぶかも知れないじゃない。」
優希「それマゾでもかなり領域を飛び抜けた人だよ。」
摩耶「けど、やるならやっぱり直接食べるより断絶された部位のほうがいいとおもうよ。」
優希「は、はい?」
摩耶「自分自身として意識可能な物理的占有空間は頭のてっぺんから爪先まで連続した肉体でしかなないはずだけど、そこから感覚神経が断絶されて分離した一部がもはや自分でなくなるのか…飛び地のように感じる感覚があるのか……」
稲葉「そうね。気持ち的にはまだ自分の身体の一部と信じたいモノが目の前で調理されて咀嚼されてくの」
優希「しばらく肉が食べられなくなりそうで怖いんですけど…」
紅菜「じゃあ髪の毛は?」
摩耶「毛髪は死んだ細胞だから、感覚神経がないし被虐意識をそそらないんじゃない?」
優希「っか、髪の毛なんか食べれませんよ!」
稲葉「お隣の国では人毛を材料に醤油をつくってたみたいよ。一応アミノ酸原料だし。」
優希「気分が…」
摩耶「大丈夫?」
優希「摩耶さんは平気なんですか?」
摩耶「僕、グロいのとか大丈夫な人だからね。」
稲葉「ちなみに、仮にやるとしたらこの実験に協力できる?」
紅菜「それはバレても捕まらないと仮定してですか?」
稲葉「愚問ね。社会的地位を失うリスクや罪の意識、背徳感、これらは各々の裁量があって然るべきよ。菜にもなければただの狂人。徒に咎人の謗りを受けるのも愚か者の所業……何事も大事なのは知恵と想像力よ。」
優希「俺は無理です」
紅菜「私もパスです」
摩耶「僕はいけるよ」
優希「本気ですか!?」
摩耶「悠くんとか脂のノリ加減が美味しそうだし。」
優希「ゾッ…」
摩耶「あはは。冗談だよ。」
稲葉「私ね。これでも食べ物を粗末にしない方なの。特に動物の肉はなるべく残さずたべてるのよ。だって、賞味期限切れで生ゴミいきの肉なんて悲し過ぎるじゃない。人間に食べられるためだけに生まれてきたのに自分の肉がそんな末路を辿ったら浮かばれないでしょ?」
優希「確かに…」
稲葉「だからね、仮に悠の目の前で悠の肉を食べるなら、床に吐き捨ててやろうと思うわ。」
優希「非道すぎる!?」
摩耶「いつのまにか悠くんを食べる話しになってるね。」
稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」