ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(2/15/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと鈴猫さんよ。」

マリア「マルチーズ。私です。」

悠(女)「ポメラニアン。あーしだ。」

鈴猫「ブルドック。私です。」

友利「わんわんお、わんわんお、わんっ娘!」

ゆえ「うるせぇい……!」
ゲシッ!
友利「わんわーんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

悠(女)「子犬もいいが大型犬もいいよな。」

マリア「ゴールデンデトリーバーとかですか。」

悠(女)「あと、ボルゾイ」

鈴猫「ボルゾイ……ってどんな犬だっけ」

悠(女)「ロシア顔の犬だ」

鈴猫「……いや、ちょっとわからない」

マリア「顔つきとかで説明するのは分かるんですけど、ロシア顔って犬の説明に使うのはレベル高いですね。」

悠(女)「でも、見ればロシア顔って分かるんだよ。プロメ、画像」

プロメ(仮)【こちらです。】
『ボルゾイ』

鈴猫「ああ、うん。わかった、けど……ロシア顔?」

マリア「これはロシア顔ですね。」

鈴猫「えぇ?!」

ゆうな「ちなみにロシアン・ウルフハウンドと呼ばれてたけど、1936年にボルゾイに改名されたんだよ。」

鈴猫「へぇ、そうなんだ。」

プロメ(仮)【また、ボルゾイとはロシア語で「俊敏」を意味します。】

マリア「早そうですね。」

ゆうな「走行速度は50km/hだから実際速いね。」

鈴猫「早っ!?」

ゆえ「でっかくてはやいいぬってわかりやすくつよそう……。」

マリア「迫力は満点ですね。はい、本日の心理学の名前のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日の心理学の名前は……ファン効果とHAMモデル。」

ゆうな「いけ、フィンファンネル!」

ゆえ「そのままふぃんふぁんねるや……。」

マリア「ファン(fan)とは同一の概念が出現する文の数であり、ファン効果(fan effect)とは、文などの自然言語の記憶における干渉現象で、概念と事実を示す文を多く記銘するほど、概念と事実を含む文の検索が難しくなり、再認に要する時間が長くなるという効果です。」

悠(女)「ファン効果の現象のメカニズムはHAMモデルなどによって説明されている。」

鈴猫「……えーと?」

マリア「「意味を厳密に示すために、しっかりと表現しなければならない」といった感じで、お役人が好きそうな文章の表現は、検索を難しくし、混乱を招くという良い例ですね。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
42/100ページ
スキ