ー放送ー⚡電脳ラジオ(伍)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(2/8/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「つちのこ。俺やで。」

千世子「オゴポゴ。千世子なのだ。」

ラム「ネッシー。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「未確認生物にもエロい未確認が居ると信じているです。」

ゆえ「かみくだかれてろ……。」
パキンッ!
友利「まりゅかじりっ!!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「未確認、未開域…」

千世子「あんちんが頭抱えてそうなのだ。」

ラム「何の話?」

プロメ(仮)【カードです。では、今回は「忘れ去られた鈍器=金棒」でトークしてもらいます。レディファイト!】

プロメ(仮)【怪異や妖怪が古くから鈍器を使わんかったといえば、そうではない。例えば鬼の金棒が有名やろう。金棒は、元は金砕棒と呼ばれる武器で、、南北朝時代ら現れたものと考えられる。これは合戦の際、鎧兜を纏った相手を防具ごと叩き砕くための武器やった。これが近世の頃に「鬼に金棒」という言葉が生まれ、鬼の武器といえば金棒という認識が生まれたようや。】

ゆうな「鬼の言えば金棒かトラガラビキニと雷」

ゆえ「あんまりそわそわしないで~……♪」

福太郎「ラムちゃん」

ラム「は?」

福太郎「んっ、うる星やつらのほうのです。」

千世子「しかし現代の怪異で金棒を使うものはほぼ見ないのだ。そもそも鬼自体が現代の怪異として現れることが少ないのだ。京都府の深泥池の近くで車を走らせた際、車体に鬼がしがみついていたという話があるくらいで、明確に鬼か現れた、とされる話はほとんど見かけないのだ。」

ゆうな「柱呼ばなきゃ」

ゆえ「つよくなれるーりゆうをしった~……♪」

千世子「現代だと鬼といえば鬼滅なのだ」

ラム「これは鬼があまりにキャラクター化された存在として認知され過ぎてしまい、実在する怪異として認識されにくくなったことが理由として考えられるわ。鬼はいるかいないかわからないものではなく、創作の世界の向こう側に存在するキャラクターになったわ。また、かつては人が恨みや怒りを抱いて死ぬと鬼になる、とされることもあったが、現代ではこのような存在は幽霊や個別の怪異として扱われることが多く、より鬼の出番が少なくなっているわ。」

ゆうな「大丈夫だ。鬼滅で盛り返したから!!」

ゆえ「ぱわはらかいぎすっぞ……!!」

ラム「現代に適応してるわね…」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「忘れ去られた鈍器=金棒」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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