ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(12/8/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「クトゥグア。俺やで。」

千世子「ハスター。千世子なのだ。」

ラム「深き者。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「ぬるぬるとした触手で、ああ、触手で!!」

ゆえ「たたきつけ……!」
ボゴォ!
友利「ぴぃあ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「いあいあくとぅるふ」

千世子「SAN値ピンチなのだ。」

ラム「恐怖の方向性がずれていってる。」

プロメ(仮)【ゴズミックホラー&エロス。では、今回は「ネット上で語られる憑依の怪異」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「リアルの悪霊は通称「リアル」と題される、ネット上で語られる怪談に登場する怪異や。ある鏡の前である儀式を行うと呼び出してしまうとされる怪異で、160センチほどの身長の人間の姿をしとる。その髪は無造作に腰まで伸び、顔には御札が何枚も貼られ、経帷子を着た姿をしており、小刻みに左右に揺れるという特徴がある。」

ゆうな「経帷子って何?」

ゆえ「ぶっしきでししゃをほうむるさいにきせるしにしょうぞく……。」

千世子「憑りつかれた人間はこの怪異が見えるようになり「どうして」という声が繰り返し聞こえるようになるのだ。また首周りに太さ一センチほどの発疹ができ、膿が溜まるなどの体調の異変も起きるのだ。この悪霊は人を長い期間苦しめるのを好み、その苦痛から逃げるためには自ら命を絶つしかないとされるのだ。」

ゆうな「膿むのは嫌だね。」

ゆえ「なんこうぬらなきゃ……。」

ラム「このように、ネット上で語られる怪異の憑依はかなり凶悪な性質を持つことが多いわ。ネットでは文章で怪異が語られる都合上、口伝えよりも詳細な性質が語られるせいもあるわ。」

ゆうな「なんにしても、出会いたくない奴ばっかりだね。」

ゆえ「こぶしがひをふくことになるね……。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「物に憑りつく怪異」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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