ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(11/30/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「餓鬼。俺やで。」

千世子「魍魎。千世子なのだ。」

ラム「邪鬼。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「鬼の棍棒(意味深)です。」

ゆえ「ふるすいんぐ……!」
ドゴォッ!
友利「おにこんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「棍棒って弱いイメージやけど普通に鈍器って枠で最強な感じするよな」

千世子「シンプルに殴られたら痛いを体現してるからなのだ。」

ラム「ぶん殴られたら痛いって想像しやすいものね。」

プロメ(仮)【見た目も脅威。では、今回は「憑依を凶器とする怪異たち」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「死者の霊ではない怪異が人に憑りつく話がないンかといえば、そうではない。人の霊に比べれば数は少ないが、様々な怪異が人々に憑りつき、悩ませとる。」

ゆうな「洗脳ブレインコントロール!」

ゆえ「なーふされてざんねんになったかーど……。」

千世子「もし子供の頃、こっくりさんが流行っていたならば、この占いをしていた生徒が呼び出した霊に憑りつかれた、という話を聞いたことがあるかもしれないのだ。この場合の霊も死者や死んだ獣の霊であることがほとんどだが、たまにお稲荷様を呼び出し、怒られてしまったなどと語られたことがあるのだ。」

ゆうな「いきなり呼び出されたらイラッとするよね。」

ゆえ「じぜんにあぽをとるのはれいぎ……。」

ラム「トイレの花子さんの妹などととされるブキミちゃんにも人に憑りつくという話があるわ。この怪異に取りつかれた人間は油断していると心身を乗っ取られるとされるのだ。そして乗っ取られた人間は、血を見たくなり、そのために人を事故に合わせたり、自殺に追い込もうとするわ。しかし二人以上の人間を殺害すると、憑りつかれた人間も何らかの要因により死んでしまうという。」

ゆうな「二人殺した時点で社会的に死んでるしね。」

ゆえ「ばあいによっちゃしけいもある……。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「憑依を凶器とする怪異たち」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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