ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(2/23/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはミハイル殿下と悠よ」

ミハイル「一日八食の僕だ。」

悠「酒は心の妙薬のおれだ。」

優希「あい変わらずとち狂った食生活してますね…」

ミハイル「朝食まえの軽い食事、朝食、昼食まえの軽い食事、昼食、三時のおやつ、夕食まえの軽い食事、夕食、寝る前の夜食」

悠「飯の前に飯を挟むな」

ミハイル「健康的でいいだろう」

悠「あきらかに食い過ぎだろ。なんカロリー食ってんだよ」

ミハイル「細かいことはいいじゃないか」

優希「言えないくらい食べてるんですね…」

悠「しまいには三輪車とかも食い出すかもな。」

ミハイル「美味いなら。」

優希「味の問題?!」

悠「ティラノザウルスは消化を助けるために石を食って胃の中に入れてたそうだが……その類いか?」

ミハイル「僕は恐竜じゃないぞ」

優希「それは見たらわかりますよ」

悠「ゾンビだよな。」

ミハイル「身体は動くけど脳みそは腐敗してるだと!」

悠「いってねぇよ!」

ミハイル「そうか」

悠「お前との会話は頭が痛くなる」

ミハイル「お前も似たようなもんだろう」

優希「あ、あの…二人とも落ち着いて」

悠「お前と一緒にするな。守銭奴」

ミハイル「金が好きで何が悪い。色ボケ」

優希「ちょ、もしもし?」

悠「女は世界の宝なんだよ。トラブルメーカー」

ミハイル「そうやって女の尻ばかり追いかけてるからろくな目に合わないんだよ。ウザ髪貞子が」

優希「……」

悠「それはお前だろ、下らん開発から発明のせいでどれだけの人間が迷惑を被ったりしてると思ってる。ミトコンドリアからやり直せ。ゴミ」

ミハイル「僕がゴミならお前は有害物質だな。ああ、悠害物質か。なんだ、ぴったりじゃないか。名は体を表すというが流石だな。」

悠「お前は何様のつもりだこら」

ミハイル「王さまだ。そんなことも忘れたのか?頭の悪さに磨きがかかったな。いや、頭が悪いから脳ミソのシワがないんだな。それで磨いてるみたいにツルツルの脳ミソだ。」

悠「てめっ…」

優希「ちょ!?ダメっすよ!相手は子供ですから!」

ミハイル「無血主義とか自分はなんにもできませんよー。とか抜かしていていざとなったら暴力を振るうけっきょくはその程度だな。この悠害生物め」

悠「っ~~……。んっ…いや、ムキになりすぎたな。すまん、すまん、帰るわ。稲葉、これ捨てといてくれ。」

稲葉「?」

優希「あ、悠さん!?」

ミハイル「ふふん。今回は僕の勝ちだな。」

優希「えぇ…」

稲葉「そうかしら?」

ミハイル「なに?」

稲葉「ミハイル殿下の財布ぐちゃぐちゃになってるわよ。はい」

ミハイル「ぬわあぁ!僕の財布が絞りきった雑巾みたくなってる!?」

紅菜「これ、カード一式ねじれてるから再発行しないと使えませんよ」

優希「わぁ…えぐい」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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