ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(11/14/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ツチノコ。俺やで。」

千世子「人面石。千世子なのだ。」

ラム「ロア。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「人面○○ってなんかえっちぃですよね。」

ゆえ「りかいふのう……!」
ゲシッ!
友利「めぇぇん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「人面犬とかエロいかなぁ?」

千世子「おっさんの顔とかで「いやらしそう」ってのなら分かるなのだ。」

ラム「わかるけども…。」

プロメ(仮)【わんわんお。では、今回は「死後の世界に連れ去る怪異」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「ただ殺害するんやなぁて、生きたまま人がより恐ろしいと考える死後の世界へと連れ去る、それがこの怪異たちの特徴や。死後の世界があるかは明らかやない。しかし人は文明が始まった原始から死の世界を想像してきた。そして罪を犯した人間は、怪物たちの跋扈する地獄で罪を裁かれることとなった。無論それはこの世の規律を守るために生み出された、戒め的な存在や。しかし現在日本ではそういった信仰は薄れ、地獄やあの世は漠然とした恐ろしい世界のように捉えられていることが多い。」

ゆうな「でも、悪魔召喚プログラムさえ持ってれば交渉できる。」

ゆえ「あくまをなかまにしほうだい……。」

千世子「故に彼らに死後の世界へ連れ去られた後にどうなるのかは語られないのだ。怪異に捕まり、死後の世界へ連れ去られた時点で、その人間は終わりなのだ。」

ゆうな「転生ものならそこから一旗あげられるから」

ゆえ「ちーとすきるでずどんだぜ……!」

ラム「このように、現代怪異による連れ去りの多くは人間の世界から消えてしまうことを意味しているわ。消えてしまった人々のその後は、帰ってこれないこと以外はほとんど語られない。それは死をもたらす怪異とは別種の恐怖を我々にもたらすわ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「人に憑りつく死者の霊」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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