ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(11/10/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「帰れない砂漠。俺やで。」

千世子「白い壁。千世子なのだ。」

ラム「切り取りミシマ。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「服を切り取り友利となりたいです。」

ゆえ「いっとうりょうだん……!」
ズパァン!
友利「ばりぃ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「んっ、世の中には衣服だけ溶かすスライムとか居るしな。」

千世子「スケベモンスターなのだ。」

ラム「目的が歪み過ぎてるモンスターね。」

プロメ(仮)【ある意味では一貫しているともいえます。では、今回は「死後の世界に連れ去る怪異」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「ある山奥のトンネルに現れる十七人のお坊さんは普段はトンネルに入ってきた人間をただ見ているが、十七人のうち一人でも性格が似た人間が居るとその人間に憑りつき、霊界に引っ張りこんでしまうという。」

ゆうな「十人十色というけど、十七だと確率は高そう」

ゆえ「ごうよくでけんきょにいよう……。」

福太郎「まさかのゴーケン」

千世子「地獄、あの世、霊界と言葉は違うけど、これらはどれも死後の世界を表す言葉なのだ。しかし極楽や天国といった死者が救われる世界へと導いてくれる存在はほぼ語られていないのだ。霊界は心霊主義においては地上界よりも高位の世界とされているが、現在ではただ死んだ後に行く世界、という捉え方をされていることが大多数なのだ。無論そこに極楽浄土のような良いイメージは持たれていないのだ。」

ゆうな「地獄~地獄~楽しい地獄~♪」

ゆえ「じごじごじごくだよ~……♪」

ラム「ただ殺害するのではなく、生きたまま人がより恐ろしいと考える死後の世界へと連れ去る、それがこの怪異たちの特徴よ。」

ゆうな「現世の行い気をつけろ~」

ゆえ「つみにあわせておもてなし……。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「死後の世界に連れ去る怪異」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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