ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(11/5/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと鳳さんよ。」

マリア「ウエハースブレイド。私です。」

悠(女)「スイカソード。あーしだ。」

鳳「チョコソード。私よ。」

友利「チョコバットを大きくして美少女に食べさせたいです。」

ゆえ「ふるすいんぐ……!」
バコォン!
友利「ぼっふ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

悠(女)「デカいチョコバットはいただけないな。」

マリア「チョコがダメなんですよね。」

鳳「大きい黒棒とかならどうかしら。」

友利「黒棒!!黒い棒!これは……」

ゆえ「ふるすいんぐ2……。」
ボコォン
友利「ぼぉう!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ2。」

マリア「黒棒って麩菓子ですよね。」

悠(女)「それは違うぞ」

マリア「え?違うんですか?」

鳳「麩菓子の材料は麩で、黒棒の材料は小麦粉よ。」

ゆうな「はへー、黒棒って小麦粉で出来てたんだ。」

ゆえ「じゃあ、やきがしなんだね……。」

悠(女)「黒砂糖の代わりに白砂糖を使ったものは白棒って呼ばれるな。他に類似した物に紫蘇パン(しそパン)がある。」

ゆえ「じゅるり……。」

マリア「……あれ、じゃあ、私黒棒は食べたことありますけど麩菓子は食べたことないかもしれないですね。」

ゆうな「まぁ、似たようなもんだからセフセフ」

ゆえ「おいしけりゃなんでもいいよね……。」

悠(女)「ただ黒棒ってやべぇ甘さだよな。食べ過ぎると喉と脳に来る甘さ。」

ゆえ「あまさのだいれくとあたっくや……!」

マリア「甘露ボム。はい、本日の心理学の名前のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日の心理学の名前は……スリーパー効果。」

ゆうな「さいみんじゅつ、ゆめくい、ねんりき!」

ゆえ「おねえちゃんがたのしそう……。」

マリア「信頼性が低い情報源から得られた情報、信憑性の低い人による説得効果が、時間の経過とともに信頼性の低さ、つまり胡散臭さが消えて、意見変容などが時間の経過とともに大きくなる現象です。」

悠(女)「これは説得者の信頼性の低さの記憶と説得内容の記憶が、時間の経過により分離していくという分離仮説によって説明されており、情報源の信頼性の忘却のほうが、情報内容の忘却より速いためにこのような現象が起きるとされてる。」

鳳「胡散臭い説得の直後には、胡散臭いコンサルタントなど、説得者の信頼性の低さが説得効果(そうなのかなぁ)を抑制する。しかし、時間が経つと説得者についての記憶が薄れていき、抑制されていた先の説得効果が見られるようになる。逆に、信頼性の高い説得者の説得効果は、説得直後は高いが時間の経過とともに低くなっていくわ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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