ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(10/8/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「くねくね。俺やで。」

千世子「光る眼のベートーベン。千世子なのだ。」

ラム「あしまがり。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「くねくねよりぶるぶるの方がえっちいですよね!」

ゆえ「そふとあんどうぇっと……!」
ギャドッ!
友利「ぶるぁっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「ゴー・ビヨンド」

千世子「越えて行くのだ。」

ラム「そうね(興味なし)。」

プロメ(仮)【「禍」というこの世の「理」もゴー・ビヨンドならきっと越えて行く。では、今回は「呪いで精神と肉体を破壊する」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「近年インターネットでよぉ見られるンが、精神を破壊するパターンや。くねくねはその代表的なもんやろう。この怪異は田園や海辺に現れ、遠方から体をくねらせて動く白い人間のように見える。しかしその動きは人間の関節の構造上あり得ない動きで、双眼鏡などでその姿を見て、それがなんであるかを理解すると精神を壊されてしまうと語られとる。」

ゆうな「精神破壊。気を強く持たなきゃ。そう、ゲッターの力を信じるんだ!!」

ゆえ「もえあがれ、せかいをかえるかぜとなれ……!」

福太郎「精神破壊するどころか宇宙すら支配できるな。」

千世子「怪談投稿サイト「ホラーテラー」では禁后と表記される怪異が語られたのだ。これはある呪術を使う一家に生まれた女性の隠し名で、読み方は語られていないのだ。しかし、この女性とその娘が生前使っていた鏡台にしまわれた、この名前が記された紙を見た人間は気が狂ってしまうのだ。そして自分の髪を食べ始めるなどの奇行とするというのだ。」

ゆうな「なんかの病気で自分の髪の毛を抜いたり食べるのがやめられない人っているよね。」

ゆえ「らぷんつぇるしょうこうぐん……。」

ラム「これらについては、どのようにして精神が破壊されるのかは語られないわ。ただタブーを犯してしまったことが原因として語られるのみよ。神や妖怪の禁忌を犯したことで語られる人間の話は古くからあるけど、それが現代にも生き残っているようね。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「呪いで精神と肉体を破壊する」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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