ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(9/21/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと駒狸さんよ。」

マリア「メンテナンス。私です。」

悠(女)「リフレッシュ。あーしだ。」

駒狸「ヒーリング。私です。」

友利「コマリンさんに癒されてぇ、癒されてぇですね!」

ゆえ「わかる……!」
ゲシッ!
友利「ろふぉ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

マリア「理解されたうえでの蹴り。」

悠(女)「お約束という奴だ」

マリア「様式美ですね。」

駒狸「殴られたり蹴られたりするのがお約束というのも……いいんですかね?」

悠(女)「やられてる側が望んでることだしな。」

ゆうな「ゆえの拳が汚れないか心配」

ゆえ「あるこーるしょうどくしとく……。」
シュシュっ

駒狸「今のご時世は消毒は大事ですしね。」

悠(女)「ただ消毒しすぎるとあーしの白魚のような指が荒れちゃうからなぁ。」

マリア「自分でいうんですね。」

悠(女)「おうよ。」

ゆうな「なんで白魚?」

マリア「女性の、白くてほっそりした指ですね。」

駒狸「指の一本一本が、半透明で細長い白魚を思わせるように美しい、という感じです。」

悠(女)「まさに、あーしの指だ。」

ゆえ「すあげにしたらおいしいかな……。」

悠(女)「白魚のようであって、白魚ではないから。というか、指のフリットはよしなさい。」

ゆうな「ハロウィンの料理でウケそう」

駒狸「ソーセージで代用しましょうね。」

マリア「ケチャップも添えて。はい、本日の心理学の名前のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日の心理学の名前は……自己正当化」

ゆうな「俺は悪くねぇ、俺は悪くねぇ!」

ゆえ「しんぜんたいし……。」

マリア「自分を正当化する心の働きです。人はいつでも自分の判断は正しいと思っており、強烈な刺激を受けないとその判断や考えを変更はしないというようなものが自己正当化です。」

悠(女)「「自己正当化」の代表例としては、服従実験(アイヒマン実験)やスタンフォード監獄実験がある。「危ないな」「違うな」と思っても、それを正当化してそのまま進めてしまうというような心の働きであり、役割に応じて自分の行為を正当化していくというようなものが自己正当化というものになる。」

駒狸「ですが、その判断の根拠はどこから来たのなのか、それは勝手に刷り込まれていったものばかりです。そもそも自分の判断基準はどこからきたのでしょうか?相手にとって管理しやすい、といった社会的判断基準にしか過ぎません。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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