ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(9/18/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「降霊術。俺やで。」

千世子「黒いモヤ。千世子なのだ。」

ラム「臨死体験に現れる女。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「エッチな霊を降霊したいです。」

ゆえ「まをきよめたまえ……!」
バチィィン!
友利「はじゃっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「破邪の剣のギラ効果って必要なんかな。」

ラム「いや、知らない」

ゆうな「マヌーサとかがかかってるときにちょっとでもダメージ与えたいっていう時ならワンチャン。」

ゆえ「それでもこうげきするけどね……。」

千世子「もしかしたら攻撃が当たる方にワンチャンをかけるのだ。」

プロメ(仮)【防御でもいいのでは?では、今回は「三人並ぶと現れる」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「明治時代から伝わる怪異の出現条件に、三人の人間が並ぶいうもんがある。古くは写真に纏わる怪異で、三人並んで写真に写ると、その三人、もしくは真ん中のひとりが早死にする、などといわれとった。」

ゆうな「昔の人は写真嫌い」

ゆえ「げんだいでもきょくたんにしゃしんにうつりたがらないひといるよね……。」

千世子「写真の他に多いのは鏡の前で三人が並んだ場合で、真ん中の人間が映らない、例と入れ替わる、などの話があるのだ。他にも、ある学校の白いクマの像に三人で乗ると真ん中の人間が消えるという話や、ある歩道橋で三人並んで歩くと右端か左端の人間が消えてしまう、という話もあるのだ。」

ゆうな「白熊像とか……乗るしかないね。」

ゆえ「ぜったいにのるね……。」

ラム「元々写真に三人で写ると真ん中の人間が早死にするという話は、写真を撮られると魂を抜かれるという迷信から派生したものだったみたいね。三人の人間が並んだ場合、カメラは真ん中にいる人間にピントを合わせるわ。そのため真ん中の人間が最も魂を盗まれる量が多く、寿命が縮む、と噂されることが原因だったわ。」

ゆうな「ソウルティカー!」

ゆえ「あいてもんすたーをいったいはかいしてあいては1000かいふく……。」

ラム「現代はそんな迷信を信じる人間はほとんどいないが、三人並んで何かしらの行動をすると怪異が起きる、という認識だけは残っていて、そのため様々な怪異譚が語られるようになったと考えられるわ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「フラグは日常の至るところに」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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