ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡

ー稲葉の部屋(仮)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉の電脳ラジオ!今日のゲストはともきくん、六花ちゃん、魔理沙+αでお送りするわ。」

ともき「あれ、禅君は?」

稲葉「今日はラスタの方に行ってるわ。」

ともき「そうか。で、なんで、六花がいるんだ?」

六花「あたしこーみえて怪談いっぱい知ってるからねー。」

ともき「意外だ」

六花「池袋じゃ夏になったらすぐにその手の話が飛びかうからねー。」

魔理沙「良いから始めようぜ。今日は此方からもう一人連れてきたんだぜ。やる気満々でな。」

霊夢「…帰っていいかしら?」

ともき「出てすぐに帰る宣言だが?」

六花「わー!巫女さんだ。黒髪きれー。」

霊夢「ちょ…な、なに。」
六花「あ、ごめん。あんまり綺麗な髪だったか。あたしは宗方六花。よろしく。」

霊夢「博麗霊夢よ…。その…ありがと。」

六花「うん。」

魔理沙「ちょ、なんだよ!霊夢はわたしんだぞ!」

霊夢「あ、アンタは何言い出すのよ!!」

稲葉「ふふ、良いわね。」
ともき「あのさ、俺帰っていいかな?」

稲葉「まぁまぁ、折角だし、怪談は聞いていって。」

ともき「はぁ…凄く居づらいんだけどな。」

六花「あ、はいはーい。あたし話したい。」

ともき「ほんとに乗り気だな。」

六花「悠くんばかりが主人公じゃないって所を見せつけるよー」

ともき「そういう理由かよ…」

六花「じゃ…話よー。…あたしの友達は金縛りにしょっちゅうあう人がいて…」

その日も金縛りに会ったそうなの。

1回目、2回目とも金縛り中に肩をたたかれ、「母親が俺をおこそうとしたのかなー」と思い母親のところにいったが、深夜なので母親は寝てそうなの。

それと同じ事がその晩数回続いてそいつは、あることに気がついた……

「いつも仰向けに寝ているから金縛りになるのか…?」

そう考えて横向きに寝転がった瞬間

「君もそう思うかね」

彼以外にその部屋の中に誰もいなかったのに、誰かが物凄く低い声でそう言った…

「!?何!?」

そいつはは訳がが解らずあっけにとられていると…

「今夜で君も終わりだな」

また低い声がそういったそうだ…

六花「その子、その晩眠れなかったと言ってたよ……」

ともき「怖いな。」

霊夢「低級霊の悪戯よ。」

稲葉「巫女さんがいうと説得力あるわね。」

魔理沙「霊夢はやる気の無い巫女だけどな」

霊夢「うっさい」

六花「あ、じゃあ。あたしと同じだ。」

ともき「どこが?」

六花「ほら、あたし、シスターだし。」

ともき「………あぁ、そうだな。」

六花「いま、ギター担いで喧嘩ばかりしてるデカオンナの何処がシスターだとか思わなかった?」

ともき「被害妄想も甚だしいぞ。」
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