ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(8/29/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「つるべ落とし。俺やで。」

千世子「やまのけ。千世子なのだ。」

ラム「朧車。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「アヘ顔落としとかいらっしゃいませんか?」

ゆえ「がんめんぱんち……!」
ズドッ!
友利「ぶばぁ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「シンプルに痛いやつ」

ラム「そりゃ顔面殴られればね。」

千世子「でも、殴られた側は幸せそうなのだ。」

ゆえ「あるいみむてき……。」

ゆうな「ドレインシールドかな?」

プロメ(仮)【受けて回復。では、今回は「一人になる真夜中を狙って……」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「夜になれば子供はもちろんのこと、多くの大人も仕事から解放され、会社等の組織を抜けて一個人に戻る。そういう意味でも夜という時間帯は怪異にとって好都合なんやろう。」

ゆうな「夜でも騒いでる人間居るけどね」

ゆえ「ろじょうのみでおおさわぎ……。」

福太郎「怪異より怖いまであるな。」

千世子「夜道を歩く人にせよ、家で過ごす人にせよ、眠りにつく人にせよ、昼間に比べ、夜は少人数や一人でいる人が多いのだ。真夜中になればなおさらなのだ。加えて太陽の明るい昼間に加え、夜は人の不安を増大させるのだ。いくら照明が普及しても、人間が本能的な恐怖を完全に払しょくすることは難しいのだ。その恐怖に怪異たちは付け込んでくるのだ。」

ゆうな「弱みに付け込みおって」

ゆえ「これがおまえのやりかたかー……!」

千世子「狙い撃ちなのだ」

ラム「ここまでは、夕方や深夜など、広い時間帯に関わる怪異の傾向を見て来たわ。じやあ次に、具体的な時間が指定されている例を見て見ましょう。すると多いのは午前、午後に関わらず四時四十四分、午前十二時、午前二時の三パターンであることが分かるわ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「特定の時刻が出現条件のもの」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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