ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(2/13/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは秋宵月真桜ちゃんと九頭竜道玄さんよ。」

真桜「めっきり引きこもりがちな真桜なの」

道玄「若いのと話す機会が増えてきた俺だ。」

稲葉「本日の究極闘技論講師はこちらのお二人よ」

優希「ついには講師ですか…」

道玄「先日は羅漢氏が講師だったようだな。」

優希「ご存じなんですね」

道玄「まぁな。このラジオは聞いてるし、奴とも古馴染みだ。」

真桜「ちなみに道玄の方が年寄りなの

道玄「年寄りというな。違いは少しだ」

紅菜「真桜ちゃんは坂神さんとよく話すの?」

真桜「そうでも無いなの。」

道玄「まぁ、羅漢氏は打撃、秋宵月は返しStyleが違うしな」

真桜「真桜のようなちいさな少女が打撃なんて野蛮な真似できないなの」

優希「……だよね」

真桜「なんだ、なにかいいたそうだななの。」

優希「そんなことないよ。」

真桜「位相反転(アンダーサスペンション)をかけてやろうかなの」

優希「い、いや、遠慮しておく。」

紅菜「アンダー…?」

真桜「簡単にいえばひっくり返す技なの。まえ、悠にかけたら見事に頭から落ちたの」

優希「悠は日頃からそんな目にあってるのか…」

真桜「人聞きが悪いなの。べつに腹いせとかでやった訳じゃないなの。」

道玄「くく。仲がいいな。」

真桜「夫婦なら当然なの。夫婦ならなの」

優希「強調したな」

真桜「仕方ないなの。最近小娘がチョロチョロしてるからななの」

優希「……(真桜ちゃんが小娘て)」

紅菜「それで真桜ちゃんは受け主体なのよね。」

真桜「当然なの柔よく剛制すなの」

優希「道玄さんは…?」

道玄「俺は…まぁ、剛の方だろうな。ちなみに娘はなぜかプロレスが主体だ。」

優希「マジですか…」

道玄「マジだ。投げ技はなかなか見ものだぞ。」

紅菜「千歳も投げられてみたら?」

優希「なんでだよ!?」

紅菜「真桜ちゃんは投げもできるの?」

優希「無視かよ」

真桜「投げもできなくはないなの。けど、あくまでも真桜は力道を流すのが主体なの。」

優希「けど、よくその小柄で悠をひっくり返せるよな」

道玄「力が強いからといってより強い力で押し潰そうとするのは愚の骨頂だ。」

真桜「そうなの。こっちがゼロでも、相手の力を利用すればいくらでも倍返しなの」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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