ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(2/12/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは生きる戦神こと坂神羅漢さんと亮くんよ。」

羅漢「拳神館総代表館長だ。」

亮「弟子の俺だ。」

優希「昨日に引き継いでまたスゴい人がいらっしゃいましたね」

稲葉「究極闘技考察期間なのよ」

優希「初めて聞きましたけど」

稲葉「今考えたもの」

優希「あぁ…そうっすか」

稲葉「けど、せっかくだから色々お話聞きたいでしょ」

優希「まぁ、それは…」

紅菜「坂神さんは土管を割れますか?」

優希「普通に切り込んだな…」

坂神「土管か、パフォーマンスに蹴り壊した事はあるぜぇ。」

優希「なに、ここらの人らは車がぶつかる並の威力を標準装備なんですか?」

亮「少なくとも俺は土管どころかブロックも割れない」

羅漢「なぁに、お前ぇもブロックは割れるようにならぁ」

紅菜「土管とかブロックを割るまでってやっぱり長い道のりなのですか?」

羅漢「馬鹿力をもってすりゃあ、なんだって壊せるからなんともいえねぇな。はっははは。」

優希「豪快な人ですね」

羅漢「はっははは……っだが、いくら土管を壊せようが、ブロックを割れようがそいっあぁ体力だけだ。体力だけで乗りきれるような格闘技はねぇ。そいっつぁ喧嘩にも通ずるはずだぜぇ」

亮「心技体っすね」

羅漢「おうよ。」

優希「羅漢さんが空手をはじめられた切っ掛けってなんなんですか?」

羅漢「そら、お前ぇ人をぶっ叩けるからに決まってんだろ。」

優希「わぁ…」

羅漢「はっははは。」

亮「館長がぶっ叩いたら昇天しちまいますよ…」

羅漢「いやぁ、そろそろ亮も俺と組み手してみっか?」

亮「組み手ですよね?」

羅漢「勿論だ。けど、受け損ねても寸止めはしねぇからな」

亮「既に組み手の域から逸脱してるじゃないっすか!」

羅漢「実戦だったら相手が合わせてくりわけねぇだろ」

亮「実戦じゃなく組み手っす!」

羅漢「こまけぇこたぁ気にすんな」

亮「細かくないし気にしてくださいよ…」

羅漢「それに少々ぶたれたほうがタフになっていいんだよ」

紅菜「ちなみに、坂神さんは打たれ強い方ですか?」

羅漢「どぉかな…俺はぁ一方的にどつく方だからな。」

稲葉「殺られる前に殺るですわね」

亮「っか、この人これでガチガチに堅いから。肉体的にもガード的にも」

羅漢「やわな鍛え方はしてねぇぜ」

紅菜「坂神さんは誰か注目する人はいますか?」

羅漢「そうだなぁ…。弥一を除くなら四季家の連中だな。若いのならあのデカイ兄ちゃんだ。金剛とかいったか」

亮「弟子の俺を目の前に金剛さんとか言われると内心心情穏やかじゃないんっすけど…」

羅漢「はっははは。なら、亮もはやく強くなるこったな」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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