ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(7/12/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「影法師。俺やで。」

千世子「影坊主。千世子なのだ。」

ラム「影に潜むもの。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「全裸女性の影をお守りにしたいです。」

ゆえ「もはやなぞすぎる……。」
ズドッ!
友利「のぶぉっ」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「写真とかにすればまぁワンチャンいけるかな」

ラム「新手のストーカーか呪いの儀式にも思えるんだけど」

千世子「影取り……なのだ。」

プロメ(仮)【こうして新たな都市伝説がまた一つ。では、今回は「異界・別次元」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「ある怪異の噂を聞いた人間が、それと同じ内容を一定人数に話さなければその人間の元に噂の怪異がやってくる、いう話。その幽霊はカシマさん、テケテケ、サッちゃんといったもんが代表的やが、それ以外にも多くの例がある。」

ゆうな「曹操の話をすると本人が現れる的なことだね。」

ゆえ「そうそう……。」

福太郎「笑った方がええかな?」

ゆえ「するーしてどうぞ……。」

千世子「彼らが出現する場所は様々なのだ。数日後に場所を問わず話を聞いた人間の元に現れることもあれば、枕元など場所を指定してくることもあるのだ。共通しているのは、物理的な因果関係を経ずに話を聞いたというだけでその人間の元に現れる点なのだ。」

ゆうな「寂しがりやなんじゃない?」

ゆえ「もしくはぎゃくにちょーなれなれしいか……。」

ラム「幸福の手紙や不幸の手紙は、その名前の通り幸福や不幸といった形のない概念がその人間の元に生じるとされていたため、出現の経過を遡る必要がなかったわ。しかしその幸福や不幸が悪霊や化け物に置き換わったとき、彼らは確固たる存在として人の元に現れるようになったわ。」

ゆうな「来るなら、最後までかかってこい!」

ゆえ「すとーん・ふりー……!」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「話を聞いたアナタの元へやってくる」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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