ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(7/4/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ベルゼブル。俺やで。」

千世子「ベルセルク。千世子なのだ。」

ラム「バアルゼアル。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「バイブレーション」

ゆえ「しんどうけん……。」
ギャドドドッ!
友利「おぼぼぼぼ」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「超振動ブレードかな?」

千世子「二重の極みかもしれないのだ。」

ラム「もっと別な例えないもんかしら……。」

ゆうな「超振動ってワードで強さを感じる。」

プロメ(仮)【共鳴波。では、今回は「電車でいつも見かけたあの人は…」でトークしてもらいます。レディファイト!】

ラム「乗り物は、現代人にとって生活に不可欠なものとなったわ。しかし人が日常的に利用するものには必ずといって良いほど怪異の出現は語られるわ。人を乗せて移動する乗り物は基本的に動く密室であり、簡単にそこから逃れることができない。その空間に人は無意識のうちに恐怖を覚えるのだろう。」

ゆうな「乗るな、乗るなハイエース!」

ゆえ「まずいですよ……!」

ラム「意味が違ってくるから」

千世子「また、乗り物には事故がつきものであり、時には死を運ぶ存在ともなりえるのだ。とくに中古車や中古船に現れる怪異は、その背景を色濃く反映しているのだ。」

ゆうな「つまり出てこれないように全座席に何かを乗せとけばいいんじゃないかな」

ゆえ「ごすんくぎとか……。」

千世子「殺意が高すぎるのだ。」

福太郎「逆に言えば、現代人は死してなお乗り物という便利な機械に依存しとるんかもしれん。それ故に死者は乗り物に現れ、死者ではない怪異は生者を求めて乗り物に現れる。それは乗り物が我々現代人の日常に欠かせなくなったことの証左でもあるんちゃうかな。」

ゆうな「幽霊列車」

ゆえ「ふぇにっくすのおなげつけなきゃ……。」

福太郎「確殺」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「異界・別次元」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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