ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(2/6/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ」

悠「ちぇき。冥府魔道以下略のおれだ」

ミハイル「世界の物は僕のもの。発明王のミハちゃんだ。」

悠「なにが、ミハちゃんだ…。っか、また来たのか」

ミハイル「ちょっとこっちで商売をするからな。しばらくは滞在するつもりだ。嬉しいだろう」

悠「全然嬉しかねぇよ!」

ミハイル「はっはは。本当に悠は照れ屋だな。」

悠「お前ね発言にたいしては何も照れねぇよ!」

優希「二人は仲がいいのか悪いのかわかりませんね。」

悠「コイツと仲良くなれるなら、人類は深海魚とも会話が出来るっての」

ミハイル「どいいう意味だ?」

悠「深海魚ばりにグロテスクな存在だといっとるんだ」

ミハイル「ほほぅ。面白い冗談だな。ここが僕の国ならお前は今ごろ極刑だぞ」

悠「やかましいわ。」

優希「まぁまぁ…落ち着いて」

悠「おれは至って冷静だ。」

ミハイル「僕はいつだってCOOLだ。」

紅菜「似てますね。」

悠「紅菜ちゃん、止めてくれ…っか、お前今度はなにバカな商売をはじめるきだよ」

ミハイル「防犯グッズだ」

優希「あれ、意外というかかなりまともですね」

ミハイル「僕はいつだって素晴らしい発明しかしないさ。」

悠「それで防犯グッズってなんだよ?」

ミハイル「睡眠スプレーだ。以前、睡眠液を作ったといっただろ。あれは揮発性が高過ぎて防毒マスクをしとかないと使用者も寝てダメだったからな。改良してひとふりすればどんな奴でも眠らせれるスプレーにしたんだ。」

悠「……(はて、なんか重大な事を聞いたような)」

紅菜「それって本当に効果あるの?」

ミハイル「もちろんだ。既に実験も成功してる。嫌がる部下と焼き肉のタレ(チコ)を縛り付けてスプレーしたらぐっすりだ。ただかれこれ二日間起きてきていないけどな」

悠「バカと天才は紙一重というがお前はぶっちぎりでバカだ!!」

優希「チコちゃんが居ないと思ったらそういう理由かよ…」

ミハイル「実験もしないよりはマシだろ。」

悠「せめて動物で実験しろ!」

ミハイル「人間も動物だ」

悠「なら自分で試せ」

ミハイル「そんな危険な真似できるか!」

悠「あーもーコイツ最低だ!」

ミハイル「はっはは。誉め言葉だな!」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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