ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/22/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ダイダラボッチ。俺やで。」

千世子「デュラハン。千世子なのだ。」

ラム「狂骨。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「え、恥骨っていいましたです?」

ゆえ「すかるくらっしゅ……!」
ガィン!
友利「ごっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「敵に使われるスカルクラッシュとか骨砕きの方がスタンされやすい気がする。」

ラム「どっちも同じ意味なんだけど」

千世子「スカルクラッシュは斧技、骨砕きは棍棒技なのだ。」

ラム「いや、わかんない。」

プロメ(仮)【ロマサガです。では、今回は「死の場所である乗り物への執着」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「乗り物に現れる死者の霊の多くは自分で移動ができんようや。そンため乗り物を利用して目的の場所まで辿り着こうとすることを繰り返したり、自分が死んだときに乗っていた乗り物に憑りつき、新しく持ち主になった人間に危害を加えようとする。」

ゆうな「つまり……ルーティンだね、もしくは自動行動型スタンド」

ゆえ「せやな……。」

福太郎「実際間違いではないんよなぁ。」

千世子「自分の死を受け入れられず、一定の場所にとどまり、同じことを繰り返す死者は現在では地縛霊として語られることが多いが、乗り物に現れる死者たちの特徴は、その乗り物の移動に合わせて動くことなのだ。」

ゆうな「ノートリアスBIGは動くものを攻撃し続けるみたいな感じだね。」

ゆえ「のーとりあすびっぐはうごくもののえねるぎーをたべるたいぷだけどね……。」

ラム「タクシー幽霊や電車幽霊などは、自分が埋葬された場所や生前の自宅を目指して乗り物への乗車を繰り返す。また中古車や中古船に憑りつく幽霊は、その乗り物事態に執着しているのか、乗り物の中だけに現れ、新たな犠牲者を生み出そうとするわ。飛ぶ女は少し特殊だけど、これについては元々その死んだはずの客室乗務員が登場する予定だった飛行機に現れたこと、および彼女はその新しいジェット機に乗ることを楽しみにしていたことが語られているため、他の幽霊たちと同じく、生前の執着を死後も待ち続けていたのだと考えられるわ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「現代の乗り物系怪異たち」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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