ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(6/10/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「バス幽霊。俺やで。」

千世子「飛ぶ女。千世子なのだ。」

ラム「ケイコさん。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「ベッドの上で飛ぶと叫んだあとー♪」

ゆえ「どこまでもみだらーおちていくー……!」
ドゴッ!
友利「おほん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「まほろばやっけ」

千世子「ポルノグラフィティなのだ。」

ラム「私はあんまりわからないわね。」

プロメ(仮)【♪。では、今回は「いつのまにか消える乗客」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「人間は、移動するための手段を様々に発展させてきた。馬に乗り、牛に車を引かせ、籠を担いで人が走り、やがて石炭を燃やして走る汽車が生まれ、ガソリンを燃やして走る自動車が日常で当たり前に見られるようになった。」

ゆうな「私の愛馬はマガイマガドです。」

ゆえ「うま……?」

千世子「そして怪異もまた、人の移動手段に合わせて出現してきたのだ。平安時代には、馬に乗れば一緒に乗せて欲しいと頼む怪異が現れたのだ。その正体は鬼だったり狐だったりするが、女性の姿で現れ、一人では心細いから同伴してくれないか、と頼むパターンの話が多いのだ。」

ゆうな「これが相乗りの始まりである。」

ゆえ「にけつ……!」

ラム「江戸時代になると駕籠に乗る幽霊の話が語られるようになるわ。これは現代でいうタクシー幽霊の前身となった可能性がある怪異で、目的の場所につれていったところ実は駕籠に乗っていた女が死んでいたという展開が語られるわ。」

ゆうな「中でゲロ吐かれるのとどっちが嫌かな」

ゆえ「さすがにしたいやろー……。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「いつのまにか消える乗客」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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