ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(2/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは優日と小雪よ」

優日「朝水道管が凍って困った私です」

小雪「こんにちはかな」

稲葉「あえてのおはようございます」

小雪「え?」

優日「雪、おはようございます」

小雪「え、えーと、おはようございますかな?」

優日「雪は素直だね。」

小雪「??」

優希「どういうからかい方ですか…」

小雪「からかわれたのかな!?」

優日「稲葉ちゃんがね」

稲葉「あら、そういう風に私だけのせいにするのはいけないわよ?」

優日「そうだよ。優希くん」

優希「まさかの俺!?」

紅菜「流れはなんとなく予想できたでしょ」

優希「いやいや…」

小雪「けっきょく、おはようございますは違うんじゃないかな?」

優希「あれ、こっちはこっちでまだそこに拘ってた!?」

優日「真面目な良い子なんですのよ」

優希「優日さんはどういう立ち位置ですか?」

優日「稲葉ちゃんの隣に座ってるよ」

優希「いや、その立ち位置じゃなくて…っか、座ってるし」

稲葉「私の前は優希君よ」
紅菜「私の隣は千歳よ。」

小雪「私から一番遠い人が禅くんかな」

優希「いや席場所当てゲームですか」

稲葉「……」

紅菜「……」

優希「無視された!」

優日「ちなみに、私たちは向き合っています。」

優希「やっぱり席場所当てゲーム?」

紅菜「はぁ…」

優希「しまいにはため息か!もう言わないよ!」

稲葉「もう、そんなに怒ると小雪が泣くわよ」

小雪「私が怒られてたのかな!!」

優希「いや、違う、違う。小雪さんには怒ってませんから泣かないでください」

小雪「な、泣いたりしないかな!」

優日「優希くん、ごめんなさい」

優希「なんの謝罪ですか!?」

優日「小雪じゃなかったら、怒られてるのは私だと推理したんだよ」

優希「的はずれも良いところですから、将来絶対探偵にはならないでください。」

優日「把握。」

小雪「じゃあ、やっぱり怒られてるのは私かな!?」

優希「なんでそうなるんだよ!!怒ってぬぅぇぇよ!」

優日「怒ってるよね?」

紅菜「ごめんなさい。気むずかしい年ごろなの」

優希「うわぁ…胃が痛い」

稲葉「天然が数をますとウザイでしょ?そういうときのコツは喋れなくさせることよ。物理的にでも精神的にでも。」

優希「サラッと怖いこと言わないでください…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」





紅菜「ちなみに席順は」

小雪・優希・紅菜
―――机―――
優日・稲葉・禅
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