ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(6/6/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「足を掴む手。俺やで。」

千世子「車窓の目。千世子なのだ。」

ラム「タクシー幽霊。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「足を掴んでそれからパカッと開いてもらって……」

ゆえ「あしをつかんでたたきつける……!」
ぶぉん、べぎぃ!
友利「ぶぎゃぁ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「ネメシスとか△さまみたいな技やな。」

ラム「人ひとりの片手で引っ掴んで叩きつけるって無茶苦茶すぎるの。」

千世子「力こそ……」

プロメ(仮)【パウワァー。では、今回は「どんな新技術にも怪異は宿る」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「視覚を通さない電話にさえも怪異は現れる。「足いりますか」と電話をかけ、これに「いる」と答えると翌朝足が三本に、「いらない」と答えると一本になっているという足いりますか電話の怪談がその例やね。」

ゆうな「足はいいからピザ持ってこいって言ったらピザ持ってくるかな」

ゆえ「らーめんとぎょうざも……」

福太郎「ピザにラーメンと餃子という組み合わせ」

千世子「他にも特定の電話番号にかけると、怪異の世界に繋がってしまう冥土の電話やお化けの電話といった怪談もあるのだ。」

ゆうな「カランコロン、カランカランコロン」

ゆえ「おばけーのぽすとにてがみーをいれりゃあー……。」

千世子「どこかで鬼太郎の下駄の音~♪」

ラム「電話やインターネットの発展は、離れた場所へと瞬時に繋がり、連絡を取り合うことを可能にしたわ。しかしそれらの技術は、どこか知らない世界へとつながる恐怖心も人々の中に生み出したのかもしれないわ。」

ゆうな「ウェルカムトゥアンダーグラウンド」

ゆえ「くろれきし……。」

福太郎「どんな時代にも、人々は生活を豊かにするために様々なものを開発し、発展させてきた。しかしそれがどんなに高度なものとなっても、怪異たちはその隙間に潜りこみ、我々の目の前に現れるんやね。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「いつのまにか消える乗客」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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