ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡8

稲葉の部屋(隣)(6/2/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「カラス天狗。俺やで。」

千世子「刑部狸。千世子なのだ。」

ラム「九尾の狐。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「不思議とその三妖はえちちちって思えますね!!」

ゆえ「ゆがんだかんがえっ……!」
ゲシッ!
友利「いぇぇすっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「まぁ、どの妖怪も美少女化されとるし……多少はね。」

ラム「実際そのパターンがおおいから何とも言えないわね。」

千世子「もともと九尾の狐は絶世の美女に化けるのだ。」

プロメ(仮)【傾国の美女。では、今回は「見えない怪異を映す者たち」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「パソコンや携帯電話も例外やない。AIババアはある小学校にて四月四日四時四四分にパソコンルームのパソコンを起動すると画面に現れ、子供をあの世に連れていってしまう。」

ゆうな「おのれババア。」

ゆえ「けど、げんていてきすぎてまずであうのがむずかしいせつ……。」

ラム「怪人アンサーは一定の手順を踏むと現れる怪異で、10人のうち9人まではどんな質問にも答えてくれるが、最後のひとりには逆に質問をし、答えられないと液晶画面から伸びる腕で身体の一部を奪い取ってしまう。この怪人は、元は個人の創作から生まれたものだけど、現在では広く受け入れられ、実在する怪人と思われていることも多いようね。」

福太郎「ちなみに悠は怪人アンサーを完封した実績があるで」

ゆうな「一部の怪異を完封する程度の能力」

ゆえ「ほんにんがかいいのかのうせいもある……。」

千世子「鏡や写真と違い、テレビやパソコン、携帯電話などは人が作りだした映像や画像を表示するのだ。しかしそこにも怪異が入りこむ余地はあり、人と怪異の世界を繋ぐものとして機能するのだ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「どんな新技術にも怪異は宿る」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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