ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(5/25/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「AIババア。俺やで。」

千世子「八咫鏡。千世子なのだ。」

ラム「鏡の国のアリス。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「アリスちゃんは可愛い。カワイイ!!」

ゆえ「つれていかれろ……!」
ドドッ!
友利「ふひひぃぃ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

ラム「向こうが拒否りそうよね。」

福太郎「つまるところ不死。」

ゆうな「やだ、怖い。」

千世子「対呪いに対して無敵なのだ。」

プロメ(仮)【タブー・オブ・タブー。では、今回は「見えない怪異を映す者たち」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「近代以降は写真もその役割を担ってきた。心霊写真は「幽霊写真」という名前で明治以降には既に存在しており、カメラがどんなに進化しようとそれに合わせて出現し続けた。1970年代以降は心霊写真自体が霊を呼び寄せる、祟りを起こすという話も広まり、写真そのものが怪異として語られるようになった。」

ゆうな「吉良の父親」

ゆえ「なにげにあののうりょくってつよいほうだよね……。しはいくうかんないではぜったいにこうげきをくらわないけど、こっちからはあてられるし……。」

千世子「鏡や写真は、現実世界の一部を切り取り、見えない怪異たちの姿を映しだすと考えられていたのだ。しかしこれらは次第にそれ自体が怪異の棲み家と化し、そのものが怪異となっていったのだ。」

ゆうな「私自身が怪異となることだ」

ゆえ「おさればとるはじまりそう……。」

ラム「そして、テレビやパソコンといった電化製品においても、同様の現象が起きているわ。「お化けテレビ」は真夜中にテレビを13チャンネルに合わせると後ろを向いた少女が映る。それを見つめていると後ろからお化けに押され、テレビに吸いこまれてしまうという怪談よ。」

ゆうな「マヨナカテレビ」

ゆえ「ぺるそなぁぁぁー……!」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回も「見えない怪異を映す者たち」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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