ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(2/2/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはデコ娘とともき君よ。」

楓子「最近、地味に出番が増えて嬉しい私ですやよ。」

ともき「デコ娘っていうのはスルーしていいのかと?思ってる俺だ。」

優希「デコちゃんはわりと行動派なんだな」

楓子「はいやよ。っと、というより、私は見た目通り頭か悪いですからとりあえず行動する派なんですやよ」

ともき「刀さえ所持してなかったら見た目はすごく頭良さそうだけど?」

紅菜「眼鏡とかかけてセーラー服着たら文学少女になれそうよ。着替えてみる?」

優希「なにを勧めてる…」

紅菜「かわいい娘をコスプレさせるのはもはや真理よ?」

優希「真理が擬人化したらなんでだよって怒鳴り込んできそうだな。」

楓子「コスプレというのならしてみたいのがありますやよ」

稲葉「あら、どんなのかしら」

楓子「真っ黒な長い黒髪と和柄のシャツと軍パンですやよ」

ともき「それはコスプレっていうか、悠の格好だな」

楓子「イエスやよ」

紅菜「それはコスプレじゃないわね。もっと、短パンとセーラーとか」

優希「なぁ、セーラー服押しすぎじゃないか?」

楓子「甘いわね、今のセーラーは船乗りのほうよ。あと、帽子と錨も持たせてね。」

優希「キャプテンか。」

ともき「キャプテン?」

稲葉「ムラサね。私はナズーリンの方が好きだけど。ひじりんもいいわね」

ともき「ここで悠なら萃香っていうんだろうな」

稲葉「そういえば明日は節分ね。黒くて太いのを無言でほうばされる日」

ともき「言い方が卑猥だな。」

稲葉「節分といえばひらきになった頭を並べたら魔除けになるのよね」

ともき「ひいらぎと鰯の頭だ!」

優希「なんのスプラッタかとおもったよ…」

稲葉「クスクス。」

楓子「ひらきと頭は年の数だけ切った鬼ですよねやよ」

ともき「どこの風習!?っか、鬼切れるのか?」

楓子「梔様ならあるいは…」

ともき「……なんか、納得。」

優希「納得しちゃったよ。」

紅菜「鬼を切るとしたら、悠さんを斬るの?」

楓子「……私が腹を切りますやよ。ともきさん、介錯をお願いしますやよ」

ともき「嫌だよ!?っか、腹を切るな」

楓子「しかし、師匠の首を落とすのは…」

優希「うん、その残虐な思考から離れようか。」


稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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