ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(4/7/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「幽霊列車。俺やで。」

千世子「魔列車。千世子なのだ。」

ラム「偽汽車。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「列車で美人としっぽりと……ぐへへっ」

ゆえ「はもんしっそう……!」
ズバァァン
友利「びりりんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「世界の車窓から好きやったなぁ。」

ゆえ「えきべんがたのしみ……。」

千世子「ゆったりした旅なのだ。」

ラム「今は旅も駄目だけどね。」

プロメ(仮)【ソーシャルディスタンス。では、今回は「怪異が多発する線路、踏み切り」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「線路や踏切も同様に怪異が多発する場所だが、ここでも多くの場合人間の霊が怪異の正体として語られとる。汽車が走り始めた明治頃には偽汽車と呼ばれる狐狸が化けた汽車の話がよう語られとったけど、現在はほとんどない。多いンは、鉄道事故で身体の一部を失ったため、そン一部を探す亡霊の怪談。」

ゆうな「狸の汽車とか何かカワイイ。」

ゆえ「ねこばすにたいこうや……!」

ラム「有名なものはテケテケで、踏切事故で足や下半身を失った少女が新たな足や下半身を探して現れる、などと語られてるわ。他にも鉄道事故で首が飛び、見つからなかったため、それを探して首なしの幽霊が現れる首探しという怪異もいる。」

ゆうな「首が木っ端になったならともかく飛んで見つからないって相当だよね。」

ゆえ「なにかがもってかえったんじゃない……?」

福太郎「野良犬とかやったらありえんとも言いきれんのよな。」

千世子「事故は街中であればどこでも起きる可能性があり、実際に交通事故の被害者が怪異となるスケボー婆や道路の守護霊といった怪異が居るが、踏切は事故が起きる場所として固定されているため、より階段の舞台となりやすいのだ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「人と怪異が共存する場所」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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