ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(1/27/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下とチコちゃんよ」

悠「むすー」

ミハイル「はっはっは。世界の超天才の僕だ」

チコ「疲労困憊の私です。」

優希「悠、どうしたんだ?」

悠「ミハイルと会うとろくなことにならない」

ミハイル「それは僕に会うとじゃなく、お前の日頃の行いが悪いんじゃボケ」

悠「あ?」

ミハイル「だから日頃の行いが悪いといったんだ。なんだその醜い髪は今時流行らん三流のお化けか。」

悠「よし、表にでろひき肉にしてやらぁゴラァ!」

ズリリ…

優希「落ち着け!」

チコ「手を出したら殿下の思う壺ですから!」

悠「はぁはぁ…」

紅菜「悠さんと殿下は相性が良くないみたいですね。」

稲葉「それもかなりね」

ミハイル「そんなことはない。実に最高の相性だと僕は思っている」

悠「それは腹立たしいな」

ミハイル「照れることはない」

悠「ハッキリいってやる。一切合切照れてはない。」

ミハイル「はっはっは、照れ屋だな。」

悠「……」

優希「言葉にして表現するなら、えにもいわれぬ表情って顔だな。」

悠「ムカつきすぎて胃が痛くなってきたところだ。」

チコ「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」

悠「いや、チコが謝らなくてもいいから。っで、お前はなんでそのムカつく面を見せにきたんだ?」

ミハイル「うむ。実は最近面白いものをつくってな見せに来たんだ」

悠「今度は何つまらないもの作った」

ミハイル「原子縮小装置だ。簡単に言えばスモールライトだな」

優希「スゴいじゃないですか」

ミハイル「だろぅ。だからそれを悠にプレゼ…」

悠「いらん」

ミハイル「なに?」

チコ「正解ですよ…確かに小さくはなりましたけどクジラをおたまじゃくしサイズになって戻らなくなりましたもん」

ミハイル「そんなこともあったかな。けど、安心しろちゃんと改良して30分で元の大きさに戻るゆうにしたんだ。大丈夫だ」

悠「なら、お前自身がやってみろ」

ミハイル「そんな危険なまねができるかー!」

悠「身勝手も大概にしろ!」

ミハイル「あと、揮発性の高い睡眠液を作ったんだが余ってるんだいらないか?」

悠「いらねぇよ。」

優希「なんでそんなものを…」

ミハイル「高値で売れたんだ」

チコ「金の亡者め…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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