ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(3/10/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「デモンズチェーン。俺やで。」

千世子「闇の呪縛。千世子なのだ。」

ラム「六芒星の呪い。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「鎖で縛ってあとはぐふふふっ!」

ゆえ「ちぇーんずしょっと……!」
バヂィィン!
友利「おほぉんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「元気いっぱいやな」

ラム「いや、元気の在り方が間違ってる。」

千世子「空回り元気なのだ。」

プロメ(仮)【性のエネルギーは凄い。では、今回は「異界に繋がるトンネル」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「さて、トンネルに怪異が出やすい場所の理由を考えてみよか。」

ゆうな「やっぱりアレかな。アレアレ。」

ゆえ「ああ、あれだねー、あれー……。」

ラム「何も考えてない返事でしょそれ。」

福太郎「まずトンネルは山岳等の向こう側とこちら側を繋ぐ役割を果たすものであり、一種の境界と考えられる。加えてトンネルは入り口と出口までの間に一定の空間がトンネルにより設けられているうえ、昼まであれば明るい外の空間と違い、トンネルの中は一定の暗さを保つ。さらに前方と後方以外を塞がれた狭い空間でもある。」

ゆうな「つまり、バトルフィールド!」

ゆえ「あいてのごーるにしゅーと……!」

プロメ(仮)【超エキサイティン!】

福太郎「バトルドームや」

千世子「そしてトンネルの向こうは、確認するまで本当に現実世界とつながってるのかわからないのだ。人は見えない、知らないものに恐怖を覚えるのだ。この前と後ろ以外の視界を塞がれた場所は、怪異が発生する土壌として適しているのかもしれないのだ。」

ゆうな「ゃっぱりトンネルはいい怪異が育つっぺ。」

ゆえ「かいいのうかのあさははやい……。」

ラム「また近年でも落盤事故が発生し、多くの犠牲者が生じていたり、北海道の常紋トンネルでは、実際に人骨が発見されて、都市伝説とされていた現代の人柱伝説が事実であったという事件が起きているわ。こういったトンネル特有の事故や事件があり、死を色濃く連想させる場所であることも、トンネルの怪異性を高める要因となっているのかもしれないわ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回も「峠、山道、坂道……道があるところに怪異は潜む」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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