ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(2/18/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ヒキサル。俺やで。」

千世子「ヤマワラシ。千世子なのだ。」

ラム「逢魔。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「エロ猿?そりゃスケベMAXですね!」

ゆえ「ざんくうけん……!」
ズバァ!
友利「おほん!!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「猿って色んなイメージつけられるよな」

ラム「人間に近いって部分もあるからね。」

ゆえ「さるのわくせい……!」

千世子「有名映画なのだ。」

プロメ(仮)【名作。では、今回も「山を舞台にした怪異譚」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「死者の霊にまつわる怪異が多いんは、現代の怪異に共通する特徴やね。それは山も例外やない。」

ゆうな「山はいい」

ゆえ「やまがーる……。」

千世子「例えば「死ねばよかったのにの悪霊」は、山道に迷い込んだ自動車を狙って現れるのだ。あるカップルが山道で迷っていると、女性の方が道を指示し始める。その通りに進んでいると、突然バックミラーに血だらけの女の姿が映り、慌ててブレーキをかけると目の前が崖だったのだ。そこであの亡霊は自分を助けてくれたのだと思っていると、「死ねばよかったのに」という声が聞こえた、という怪談に登場するのだ。」

ゆうな「車内じゃなくて崖に向かって落ちるように飛び出したらいいのに」

ゆえ「それはこわいし、やるきがちがうね……。」

ラム「一方で正体不明の化け物も生き残っているわ。ミッチェル嬢は頭が握りこぶしほどの大きさしかない女の姿をした怪異で、山道を歩いている人間の元に現れ、自分を見て逃げ出した人間を追いかける。」

ゆうな「可愛い名前のわりに可愛くなさそう。」

ゆえ「ばらんすわるそうだから、あしばらいでよゆうでたおせそう……。」

福太郎「やまびこは古くから伝わる山の妖怪で、その名の通り山へ向かって叫んだ声をそのまま返す妖怪やけど、現代のやまびこは夜、山に向かって自分に呼びかけてきた人間の元に現れ食い殺してしまう。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「道は異界に繋がっている」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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