ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(2/6/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「蛟。俺やで。」

千世子「絡新婦。千世子なのだ。」

ラム「海から伸びる手。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「いっぱいのおててでこねくり回されたいです。」

ゆえ「やかましい……!」
べきょ
友利「びっ!!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「こねくり回されたな」

ラム「一瞬でへし折られてたんだけど」

千世子「力技なのだ」

ゆうな「力こそパワー」

ゆえ「やはりぼうりょく……!!ぼうりょくはすべてをかいけつする……!!」

プロメ(仮)【とんでもない発言。では、今回も「水辺にまつわる怪異」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「千葉県の砂浜に現れた、頭と手と足と呼ばれる女の怪異は、そこでキャンプをしていた男たちに「頭と手と足」と告げて消える。その夜、大きな波が男たちを飲みこみ、翌日、頭と手と足のない死体が三つ、砂浜に打ち上げられたという話が語られとる。」

ゆうな「残ってるのはボディ」

ゆえ「じおんぐならまだたたかえる……!!」

福太郎「足は飾りやけど手と頭はいるンちゃうかな。」

千世子「ネット滋養で語られ、有名になったクネクネも、現れるのは海辺や田園など、水に関連する場所で語られることが多いのだ。このくねくねを目視して、その正体を知ってしまえば、心が壊されるというのだ。水辺は異界の住人とこの世の住人とを繋ぐ接点になりえるのだ。」

ゆうな「水辺、くねくねハニー……うっ、頭が……」

ゆえ「きゅういんちゅうとめまわしだいこんももいるぞぉ……。」

福太郎「瀑布湿原は地獄はっきりわかるんやね。」

ラム「科学技術が発展した現代でも、完全に自然に抗うことはできない。毎年多くの人が川や海に命を奪われているわ。その脅威は昔も今も変わらない。そして海や川の全てを知ることは我々にはできない。水辺には人間の知識では把握しきれない食うう箔の部分があり、更にそこに人の死が重なる。」

プロメ(仮)【そうした水辺に、人は本能的な気宇符を覚え、やがて恐怖の一部は死んだ人間や未知の化け物という新たな形を与えられ、怪異として語られるようにな音の打と考えられますね。はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「山を舞台にした怪異譚」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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