ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(2/2/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「鬼。俺やで。」

千世子「鬼婆。千世子なのだ。」

ラム「一寸法師。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「節分と接吻って似てるですよね。むちゅゅゅっーー!」

ゆえ「むだむだむだむだぁぁ……!」
(≡つ・ω・)≡つ=つ≡つ=つ≡つ=つ≡つ=つ≡つ
友利「むぢゅーーっ」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「オラオラの次は無駄無駄」

千世子「その次はなんなのだ?」

ゆうな「そりゃドラドラ!」

ラム「ドラドラってなんなのかしら」

プロメ(仮)【ドララララァッ!では、今回も「水辺にまつわる怪異」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「近世においては幽霊も水辺と共によく描かれた。日本三大怪談の主役として有名な「四谷怪談」のお岩、「皿屋敷」のお菊、「累ヶ淵」のお累は、すべてその死に水が関わっとる。」

ゆうな「ドグ、マグ、ラグ」

ゆえ「それはめーがすさんしまい……。」

福太郎「お岩の死体は戸板に打ちつけられて神田川に流され、お菊は井戸に落とされて殺され、お累は鬼怒川につき落とされて殺されとる。」

千世子「このように、水と怪異妖怪や死者は結び付けて考えられてきたのだ。現代にもこういった感覚は残されているのだ。」

ゆうな「サスペンスも最後は断崖絶壁で〆るもんね」

ゆえ「そこまでです……!」

ラム「例えば海から伸びる手は、ある若者たちが海水浴にいったところ、一人の男が海に飛びこんだまま帰ってこなかった。そこで彼の飛びこみの瞬間を写した写真を現像したところ、其処には彼を誘いこむように海中から伸びる無数の白い腕が写っていた、という怪談よ。」

福太郎「この腕の正体はその海で死んだ者たちの亡霊で、仲間を増やすために人を引きずり込む、などと語られる。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「水辺にまつわる怪異」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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